イヤなんです。
怖いんです。
できればやりたくないんです。。。。
必死で
そんなことを
訴えてみた話。
“ひらく”を伝える。
卒病カウンセラーの
うさこ、こと、古庄由佳です。
先日、
眼科に行った時のこと。
私は
「網膜色素変性症」という病気で
定期的に
眼科にかかっているのですが、
東京から糸島へ
引越したのをきっかけに
以前にお世話になっていた
関東の病院から、
こちらの大学病院に
紹介状を書いていただきました。
まあ、それにしたって
引っ越してから
だいぶ時間が経っているんですけどね。
これまで
いくつかの病院を受診した経験から
大きな病院に行くと
ひと通り受けることになるであろう
いくつもの検査があって
それが
いやで
怖くて
億劫で
コロナも言い訳にして
だいぶ受診が遅れました。。。。
一年以上かかって
やっと受診した
つい先日。
必要な検査を受けるように
予約がされていたのですが、
担当してくださった
お医者さんに
思い切って
相談してみようと思い、
「これとこれの検査が
いやなんです。
まぶしくて
とっても怖いんです。
たとえば、
確かにこの病気であるという
確定診断のために必要な検査であれば、
前にかかっていた病院で
検査をしてもらった時のデータを
確認していただくなど、
他の形で
なんとかなりませんか？」
と
お願いしてみました。
お医者さん、
困っています。。。。
「そうですねえ、、、
当院に初めて来られた時に
必ず受けていただくように
お願いしているんですよねえ。
当院としても
間違いなくご本人のものであると
確信を持てる検査結果をもとに
診察をさせていただきたいのですが、
どうしても
難しいですか？」
まあ、そうだよなあ。
私がわがままを言ってるんだろうなあ。
そう思って
これまでにかかってきた病院では
すべての検査を受けてきたんだけど
でもやっぱりつらかったんだよなあ。。。
そこで。
私が、
この病気と付き合う上で
大切にしたいことを
お伝えしてみました。
治療法が確立されていない
この病気。
具体的な治療はできないけれど
それでも
私がこうして病院にかかる理由。
それはやっぱり、
私の病気の進行の経過や、診察データが
治療法研究の何かに
役立てていただけることがあれば
とってもうれしい。
いつか治療法が確立された時には
私もそれを効果的に
活用できたらさらにうれしい。
だから、
進行状況の確認もかねて
定期的に受診をしたいと思っている。
ただ、
自分の体が嫌がるものについては
自分のために
できるだけ負担を軽減したいとも思っている。
まぶしさ等で
私が負担を感じるものについては
検査の頻度を下げたりすることで
折り合いをつけられたら
とってもありがたい。
そういうスタンスで
通院させていただくことは
できませんか？
と。
私の話を
静かに聞いてくださった
お医者さんは、
ひとつひとつの検査について
これは、
以前にかかっていた病院に
問い合わせをしてみましょう
だとか、
こちらは
検査の回数を減らしましょう
だとか
丁寧に
対応をしてくださいました。
＊＊＊
いやだけど
やらなくちゃいけないからやる。
なのか
いやだから病院にかからない。
なのか
このどちらかしか
選択肢がないと思って
ずっと逃げていたけれど
こんなふうに
相談をさせてもらって
私の心が
落ち着いた。
とっても
落ち着いた。
ひとつひとつ相談するって
めんどくさい。
でも
こうやって
私にぴったりを
丁寧に見つけていくことも
「自分を大切にする」の
ひとつなのではないかなと
思うのだ。
またひとつ
ありがたいなあと思えた
お話でした＾＾
おわり
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