網膜色素変性症の皆さんへ


「網膜色素変性症」という病名を
医師からはじめて告げられた時、

そして、それから定期的に眼科へ訪れ、
自分がこの病気であることを再認識する度、

私は、

「だんだん目が見えなくなるって
なんて恐ろしい病気なんだろう。
どうしてこんな苦しみと
一生つきあっていかなくちゃいけないんだろう」

と何度も何度も思いました。

この病気の方なら誰しも
多かれ少なかれ、似たような不安や苦しみを
持って生きてこられたのではないでしょうか?

私たち、
けっこう重たい荷物を背負っていますよね。


そんな同病の皆さんに質問です。

未来のお医者さんに伝えたいことはありますか?


実は今度、医学生の皆さんに
網膜色素変性症患者の一人として
お話をさせていただく機会をいただきました。

私がこれまで感じてきたこと、
これからこうあってほしいと願うことを中心に
お話させていただくのですが、

せっかくこうしてブログを通して
同病の皆さんとつながっているのですから、
皆さんの想いも代わりにお伝えできたらなと思いました。

伝えたいことがある方は、
私へメッセージを送ってくださいね。
締切は、26日(土)中とさせていただきます。


最後にひとつ。

昔は、この病気であることが辛くて悲しくて
お医者さんの前で泣いてしまったこともある私ですが、

今は、この病気を持って生きている
この人生をとても幸せに思っています。

他の人生なら良かったのに、と
恨めしく思ったこともこれまでたくさんありましたが、
(これからもまた思うかもしれませんが)

今は、この病気も含めて私なんだ、と思っています。

もちろん、治療法の確立は心から望んでいますが、
治らないと幸せになれないとは思っていません。

人ってものすごく弱いけど、
同じくらいものすごく強い。

どんな病気の人だって
きっと幸せになる力を持っているんだと
私は信じているので、

患者さんに接するお医者さんにも
そのことを知っていてほしい。

未来のお医者さんたちに
そんな私の気持ちもお伝えできたらなと思っています。



おわりうさぎ




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