対面でもホームページでも
コミュニケーションを取る上で
とても大切なことがあります。
それは、相手を混乱させないこと。
「こないだテレビでやってたラーメン屋に行ったんだけどさ、
これがまたうまくて、時間かけていったかいがあったよ。
で、そのラーメン屋のアルバイトの子が可愛くてさー、かなりタイプだったかも!
なんとかお近づきになれないかなー。
そういえば彼女とは上手く行ってる?
ほら、こないだ喧嘩したって言ってたじゃん?…」
これはよくある会話の一つです。
話をしていたらだんだん話がそれていって…
なんてことはよくありますよね。
これを見たあなたに質問です。
先ほどの会話の彼は何を一番話したかったのでしょうか?
ラーメン屋の話?
アルバイトの子の話?
友人の彼女についての話?
それともこのあとに続いていた他愛のない話でしょうか。
ちょっと判断がしにくいと思います。
つまり、私達は彼が何を言いたかったのか
しっかりと汲み取ることが出来なかったという事です。
…
では、これをホームページや営業に
置き換えると一体どうなるでしょうか?
一番大事なことが伝わらない。
一番伝えたいことが伝わらない。
最終的に何が言いたいのか分からず
お客様も何も買ってくれない。
という結果に繋がります。
私達は一度に二つ以上の話を聞かされると、
その時点でどちらが本題かわからなくなります。
そして話が増えれば増えるほど
集中力が分散していき、一番大事な部分が
他の話に紛れてしまうのです。
色々なホームページをみると、
たくさんのことを書いているけれども、
結局何が言いたいのかわからない。
というページが結構あります。
例えば、メルマガ登録して欲しいのに
「お申し込みはこちら」
「お問い合せはこちら」
「電話はこちら」
といったように、
たくさんの選択肢があるページ。
「選択肢が多いほうが、選びやすいんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、実際は逆です。
選択肢が多ければ多いほど
お客様は迷います。
…
例えば、「ラーメン食べたい」と思った時に、
塩ラーメンと醤油ラーメンととんこつラーメンが出てきたら
どれにしようか考えますよね。
考えているうちにラーメンは冷めて麺が伸び、
食べた後の満足度も後味も、少し質が下がってしまいます。
ですが、出てきたラーメンが
醤油ラーメンだけだったらどうでしょうか?
迷わずそれを食べますよね。
即断できるのでラーメンも冷めませんし
熱くて美味しいラーメンが食べられて満足です。
ホームページも同じです。
出口(とってほしい行動)を一つにすることで
お客様は迷うこと無く行動できるようになります。
ここで選択肢が増えると、
考える時間が生まれてしまい、
「やっぱりやめようか」
と帰ってしまうこともよくあります。
「お客様の選択だし、しょうがないんじゃないの?」
そう思ったかも知れません。
確かにその考え方も間違いでは無いでしょう。
ですが、私は本当に良いサービスであれば、
それはお客様の元に届けるために
あらゆる努力をするべきだと私は思います。
なぜなら、それがお客様のもとに届くことで、
結果的にお客様が幸せになるからです。
もし迷った挙句にあなたのサービスに申し込まず、
他の質の悪いサービスを選んでしまったとしたら、
お客様は本当に幸せといえるのでしょうか?
…
お客様を迷わせないこと。
それは質の悪いものを売りつけるためでなく
より良いあなたのサービスを届けるための努力です。
ホームページであれば
各ページの出口を一つだけに絞る。
(問い合わせなら問い合わせ、メルマガ登録ならメルマガ登録のみ)
対面の営業やコミュニケーションなら
あれこれと伝え過ぎるのではなく、
一番大切な事が100%伝わるようにする。
つまり、何事も一つの目的を持って
集中して伝えることが一番大切です。
※今回のラーメンの話のように、
目的を最大限伝えるために話を広げるのであれば
それは話がぶれているわけではないので大丈夫です。