小学生の頃、私はいじめを受けました。
昨日まで仲がよかったはずの友達が、
突然他のクラスメートと一緒になって私を無視し始めたのです。
「おはよう!」
あるいつもと変わらない朝、私はいつもと同じように友達に挨拶をしました。
しかしいつもと違って返事がありません。
「聞こえなかったのかな?」と思いもう一度挨拶をしましたが同じ。
それどころかこっちを向いてすらくれません。
よく見ると周りの人達の様子も何だかいつもと違います。
子どもながらに薄々いじめが始まったのを感じ始めていました。
その日から一ヶ月、友達から無視される日々が続いています。
何かをしては集まっているいじめグループに、聞こえる陰口を叩かれる日々。
なぜこうなったのか分からない疑問
いじめをしてくる人たちへの怒り
なにもできない自分への悔しさ
いろいろな感情がごちゃ混ぜになっていたのをはっきり覚えています。
その後しばらくして誤解があったことをお互い知り、いじめは終わったのですが、
私の心の深いところには傷が残っています。
それまでの積極的な性格が影を潜め、一歩引いて人と接するようになりました。
人に深く関わるのを怖がるようになったんですね。
さて、ここまで私のトラウマとなったできことを話してきました。
おそらく多くの人から見たら嫌な思い出に見えるでしょう。
私自身にとってもいい思い出ではありませんが、今では経験してよかったと思います。
なぜなら、こういった経験も全て含めて今の自分があると思っているからです。
たしかに辛い経験ではありました。
でも、この経験があったことで私は小さなことでは負けないくらいの心の強さを手に入れました。
また、自分自身が痛みを経験することで、他者の痛みもわかるようになったと思います。
痛みを知ることで、思いやる気持ちを持てるようになったんですね。
一歩引いて人と接するようになったというのも
言い換えてみれれば人の心の動きに敏感になったと言えます。
どうですか?
こうして見ると、そんなに悪い経験でもなかった思いませんか?(だからといっていじめはダメ。絶対)
あなたも一度自分の過去を振り返ってみてはいかがでしょうか?
嫌な経験もあなたに何かを与えてくれているかもしれませんよ。
時には視点を変えて物事を見てみましょう。