「理解」の大切さと「伝える」大切さ | あなたの持つ強みを表現し、新しい切り口を見つける文章術

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理解について何度かお話してきましたが

そもそも理解ってそんなに大切なの?と思ったかも知れませんね。

今回は、どうして理解する必要があるのかを書いていこうと思います。


いきなり少し話が変わりますが、実は私はコピーライターになる前、保育士をしていました。

小さな3歳児のクラスを受け持ち、子供たちと悪戦苦闘の毎日。

3歳児といえばある程度聞き分けはできますが、まだまだ自分のやりたい事をしたい時期です。

保育園では決まりを守っても、家では暴れん坊ということはよくあります。

さて、どうしてここで私の過去の話が出てきたのかというと、「理解」に関わる例になると思ったからです。


あなたは遊んでいる子ども達に片付けをして欲しい時、どのように声をかけますか?

「遊んだら片付けようね」「お片付けしましょう」「片付けの時間だよ」などなど、

いろいろな声のかけ方がありますね。

ですが、今挙げた三つの例では少々物足りない部分があります。

なぜなら、今挙げた三つの言葉は自分の都合、自分主体で話しているからです。

楽しく遊んでいる中、突然片付けてと言われても、

子供からしてみればまだまだ遊んでいたい気持ちがあります。

私たちはそれを汲み取り、伝えてあげなければなりません。

「もっと遊びたいかも知れないけど、もうすぐご飯になるからお片づけしてね」

「まだ〇〇ちゃんと遊びたいね。でももうすぐお遊戯の時間になるからお片づけしようね」

これならどうでしょうか?

もちろん、時と場合にもよりますが、先程の言葉よりは聞いてくれそうな気がしませんか?

ここでのポイントは、理解しているよ、分かっているよという気持ちをしっかり子供に伝えているところです。

「もっと遊びたいかも知れないけど」「まだ〇〇ちゃんと遊びたいね」

たとえ頭で思っていても、それは言葉にしなければ相手には伝わりません。


あなたはお腹が痛い時、

A「トイレに行ってきなよ」と言われるのと

B「お腹痛いのって我慢出来ないよね。無理しないでトイレに行ってきなよ」

と言われるのではどちらの方が嬉しいですか?

おそらくBの方が嬉しいと思います。

理解を伝えることで、同じ出来事でも印象がこんなに変わってしまうのです。


これは文章を書く事にも同じ事が言えます。

相手を理解したら、それを「伝える」事。

これを忘れないようにしましょう。