はじめまして、Nishiyama miki と申します。

27歳のときに、元気だった母に、突然がんが発覚。
しかも、なんの手術もできない、末期がんでした。


母は53歳。
父は仕事がまだまだ現役。
私の妹は、大学生。
私は会社員。

みんなで相談したすえ、
私が、勤めていた会社から介護休職をいただくことになり、
途中から、在宅医療に切り替えて
母と家族の闘病生活が始まりました。


そして、がんが発覚して1年弱…
家族みんなで、自宅で母を看取りました。


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あれからだいぶ時間がたった今、
やっと、客観的に当時を振り返られるようになりました。


私も、アラサーからアラフォーへと向かい、
同年齢や先輩のご両親で、
闘病される方も出てきました。


自分を生んでくれた母はたった1人、父もたった1人。


そんな大切ななお母さんやお父さんが、
闘病するというのは
そばで見守り、闘っていく家族も、
心身ともに相当こたえるもの…。


でも、生まれた以上は、
どんな形かはわからないけど、
いつかは父母と別れなければならない。

どんな人にとっても、
親との別れは、
かならず直面するテーマだと、
最近おもいはじめました。


客観的に振りかえる機会がやってきたな~と
感じるのと同時に、
私の、このときの経験を記すことで、
もしかしたら、どなたかの
お役に立つかもしれない…というおもいもあり
今回記していくことにしました。


当時は、悲しみの淵にあり
日記をほとんどつけていなかったので、
時期などがあやふやで、いろいろ前後するかもしれません。
(仕事と子育ての合間に書いておりまして・・・ごめんなさい)
どうかご了承いただけたらと思います。


よかったらおつきあいいただけたらうれしいです。