[書く]買いかぶり過ぎw | Operation-L

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躁うつ病+FtM+ヲタっ気+二次小説屋=俺

どうもその、マジで観念奔逸起こしてて、公表するかどうかも判らん雑文をアレもコレもと書き殴ってる。
自分でも困ってんだが、どうにも止まらん。
ああああぁ、まさかと思うが、トリガーはこないだのアマ劇団どーこーのブログでチョイ切れたことか!?
くだらねえっ、理由がくだらな過ぎる!
——だが、よくあるパターン…………。

俺的晩酌

おぢさんの今夜の酒肴。
淡麗グリーンラベル、出汁巻き卵、出来合いのメンマ、揚げ蕎麦。
日本蕎麦の素揚げ。軽く塩味。旨過ぎる。
それと、さけるチーズのスモーク風味。好物。
グラスだけレーベンブロイ。
遠くでスーパーエフェクト船長が俺を成敗しようとしている。


こないだ晩酌飲ってた時、嫁、妄言。
「禮人さ、二次、本で出せば?」
…………あのな (-_-;)

ダチばかりか嫁までも、何でオマエら、そう無茶振りするんかね。
おぢさんはね、キミらが考えてないことも考えた末に「出さん」つっとんのよ。
「何で?」
それはだな、まず、制作費の問題だ。
何部作りゃ良いか、まったく目測立たんのだぜ。
部数がすくなきゃコストが上がる。
うっかり作り過ぎりゃ不良在庫だ。
目処もねえのに、どーやって制作部数決めるんだよ?
「うーん……」
部数決めたとする。製作費もクリアしたとする。
絵描きはどーする?
本文挿絵はともかく、昨今、表紙の絵は絶対だし、基本はフルカラーだ。
俺には絵描きの知己はおらん!
「そうだね……」
仮にそこもクリア出来たとして、次の問題は販売方法だ。
「うん」
手段は主に2つ。ひとつはイベント販売、もうひとつは通販。両方やるって手法もある。
「うん。オリジナルの方は通販オンリーだよね」
イベントなんか誰が行くか。50過ぎのオッサンがBL同人誌売りに行くとか、何て拷問だよ?
つまり『手売り』とゆー選択肢は潰れる。
次に通販オンリー。これはネットなりでついてる客数より下とみるべきだ。
閲覧数は手がかりになるが、初期のはアテにならん。あんなの真に受けたら4万部作ることになるわ。フザケンナ。
アテに出来るとしたら、評価人数だろーな。
おぢさんの知己に、雑誌連載も持った作家さんがおってだな。同人誌を作って、単行本のあとがきで「詳細は切手同封でお問い合わせ下さい」と緩く宣伝(詳細な宣伝はNGだそうだ。出版社儲からんもんな)。
『連載持ち』の『プロ作家』なのに、目測が完全に外れた。
詳細は突っ込んでねえけども、おそらく『とりあえずで300程度作ったが、半数以上……ヘタすりゃ200冊以上が不良在庫』な雰囲気。地元のイベントにも出たようだが、滑ったっぽい。
俺は在庫が死ぬほど嫌いだから、同人誌だってコスト高を承知で100しか刷らず、ほとんど利益ゼロで放流したが、ネット通販オンリーで捌けたつったら驚かれた。
プロが驚くなよ!
たった100部だぞ!
あーた、文庫2万超売り抜けてんだろ!
——とゆー現実を直視せにゃならん。
プロをして惨敗させる、それが通販軸足の恐ろしいとこなんである。
「う、うん…………」
さらに。
「まだありますか……」
通販には限界があり、地元イベントはアテにならず、じゃあ某イベントしかねえだろ、って場合。
「うん」
俺は絶対出ねえが、たとえば無理して出た場合、往復の交通費&宿泊費その他諸々、けっこうな経費がかかる。
「そうだよね、往復2万だし、泊まるところも会場周辺は全滅っぽいし」
泊まるのは中野でも錦糸町でも新小岩でも八王子でも構わん。新大久保のラブホでもけっこうだ。が、それだって1万はかかる。老人がネカフェで1泊とか無理だからな。
「1回3万かあ……」
ソープ行けるな。入浴料1で嬢に2(殴
——だから、他に移動費も飯代も要ると……居酒屋ですこしくれえ飲みてえし。
デカイ出費を回避するには『委託』てのがある。
「でも、あれって……」
そうだ、委託料がかかる。30パーセント程度ハネられる。
つまり、それを織り込んで、価格を上げにゃならん。でなきゃ完全な赤字転落だ。
俺は同人誌での不当利益が大嫌いだ。
1冊原価600円の同人誌を、送料込み1000円で売ったんだぞ。粗利25パー、そこから封筒代だの何だのの経費も出てる。送料だって、2冊以上なら割り引いて頂戴してる。
ごく稀に、どーゆう訳か規定の重量をわずかに超えちまい、受け取った料金以上に送料がかかったりして、これだって持出だ。
赤字スレスレ、これが株式会社だったら俺は株主総会でクビ切られてる。
そこに3割の上前被ったら立ち行かん。上乗せする以外に選択肢はねえ。
「そっか……高くなるね」
それだけじゃねえぞ。通販の価格との整合性をどうする?
1000円の本を委託で売れば、赤字を回避するにゃ最低でも1300円に設定せざるをえん。
が、通販なら1180円になる。
差額120円。
「……1300円にして、差額もらっとけば?」
断る。
「変なとこ強情だ……(-_-;)」
通販特典をつけるとゆー手はあるが、笑えることにこれもコストがかかるw
「はははは…………」
売り子のバイトって手もなくはねえが、金が絡むことだからな、身元確実な奴でなきゃ頼めんし、現状で東京周辺で頼める奴もおらん。これは事実上不能だ。
「禮人、いろいろ考えてんだね」
オマエらが考えな過ぎなんだよ!!
……で、そもそも論なんだが。
「なに?」
俺は、二次は『他人のフンドシで取ってる相撲』だと思ってるんで、金はもらえん。
「たくさんいるでしょ……(-_-;)」
人は人。俺は俺。売ってる奴を責めやせんが、俺は金もらうのヤなの。
「何でこんなに強情なんだ……(-_-;)」
万にひとつも『出す』ってことになっても、二次なら純利益は5パーセント以内と決めてる。オリジナルならまだしも、他人の世界観借りといて銭儲けはありえんわ——と、俺の主義。
5パーセント。1冊1000円なら50円が純利だ。
採算合わねーwwwwwww
絵描きへの謝礼も出せねえってばよw

「ね、厚さを半分とかにしたら単価落とせるよ! 買う人も買いやすい!。ひとつの話を何冊かに分ければ、5パーでも……」
——今のシリーズ、全部出すとなると、最低30冊は出すことになるんだが。
途中まで出して終わり、ってのは無責任だぞ?
それをさらに半割り? 60冊出せと?
3割り? 90冊?
目指せグインサーガ? あるいはペリー・ローダン?
「…………ごめんなさい」
判りゃよろしい。


ネットに放流されてる小説なんぞ、タダだから読んでるって奴が多かろう。
あえて銭出すか、つったら微妙だ。
「ネット公開やめて本にすれば?」って意見も出るかもだが、おれはそれを選択しねえ。
時々言われんだよ、読めなくなったら困るからコピーして手元に置きてえと。
正直言うと、そこまで好かれるのは嬉しいが、お持ち帰りを認めちまうと閲覧数が減るんで、ありがたくはねえんだ(実際にはコピられてるんだろうけどな)。
だからキッパリと「ネットに上げたものは消去しません」と言い切っとるし、考えは変わらん。
つまり『ネットで無料で読めるもんに銭を出すのか?』って話になる。
携帯やスマホの読み手には「本にして欲しい」とか言われるが、それは大多数の要望じゃねえのよ。PCで読んでる奴が大半なのよ、俺のお客は。
描写多くて、小せえディスプレイで読むの、すっげー大変なんだよ。
そりゃ俺も承知してる。
だが、少数派のためにデカイ金かけて本作るかと問われりゃ、残念ながらノーだ。
ひとり20冊とか買ってくれるんなら作るけどな。
でも表紙に絵はねえぞ。どーしても作れってんならカバーデザインはやるが。
ま、限りなくゼロに近い確率だがね。
てか、ゼロで支障ねえけどね。


俺はちゃんと報酬受け取ってる。
大道芸人みてえなもんだ、見た奴全員が払う訳じゃねえし、むしろタダで見て帰る連中がほとんどだ(欧米人はちゃんと評価分を払うぞ)。
単なる通りすがりも多かろう。
だが、稀に、感想をもらえる。
感動したとか、自分に重なって泣いたとか、救われたとか、えらい御大層な文言が並ぶこともあるが、そうやって感想送ってもらえること自体、俺にとっちゃ十分以上の報酬なんだよ。

しあわせなんだぜ?
誰かと、おんなじ価値観を共有出来るってのは。
それが『作品は人に読まれてナンボ』の理由だ。
読んでもらわにゃ誰にも伝わらん。
読んでさえもらえりゃ、きっと誰かが何かを感じてくれる。
たとえ自己満足で創ったもんでも、とにかく公開するべき。
必ず、誰が、何かを感じ取ってくれっから。
それがもし自分の意図するとこでなかったとしても、そいつの目に映ったのは、そーゆう一面だった、ってだけだ。
俺だって、人様救おうとか思って書いてる訳じゃねえ。
好き勝手、テメエの書きてーもんしか書いてねえもん。

でも、それで誰かが救われた気になれるんなら、俺もまあまあ存在意義があるのかもだ。


つまり、ダチと嫁は、俺が現在就労不可だから、すこしでも働ける方策はないのかって心配してくれてんだ。
御気持ちは嬉しいんだがねー、無理だと思う。
奴らが思うほどには、俺の作品は売れんww
過小評価とか卑下とかじゃねえ、マジだ。
マイナーだって自覚はある。
確実に 収入<<<<<支出 だよ。

書いてる本人が一番客観的、てのも妙な話だよな^^;



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