やっと一息つけるようになり、毎日眠くてたまらない。
今日は10時間も寝た。
1月半ばからずっとライター業が忙しくて、走り続ける日々だった。
早寝早起きで、寝不足嫌い。
夜中仕事はやらない主義だったが、
さすがに、そんなことは言っていらない状態だった。
忙しくなると、優先順位を吟味するようになる。
時間の余裕があれば引き受けられることも、
どんどん枠の外に押し出されていく。
おのずと、何が大切か見えるようになった。
断ることや、人に任せることも学んだ。

今回の三人展は、奇跡の連続だった。
お客さんはみんな自分が来るべきときを知っているかのように
絶妙なタイミングで訪れ、有意義な時間を過ごしていった。
三人の人脈がクロスして、偶然の再会も重なった。
暇なときもなく、混み合うこともなく、
一人ひとりとコミュニケーションが取れた。
とても心地よい時間の流れだった。
今回は、自分の作品がどんな風に役に立つのか、
お客さんから教えられることが多かった。
大切な人へのプレゼントに選んでもらったり、
ヘンプのブレスが電磁波除けに使われたり、
アジアンノットの飾り結びがご神事に使われたり、
楽器の飾りとして使われたり。
はぁ~、そんなふうに役立つんだーと再発見した。
台湾でアジアンノットの技術を習得し、
帰国後、成り行きで講師になって7年。
定期講座のほか一日講座の依頼もあり、
数百人の方に結びを教えてきた。
今まで作品販売には興味なかったが、
これからはちゃんと提供していこうと思った。

ヒーリングやブレスの完成を待つ間に、
アジアンノットを体験するなど、
サービスの連動もうまくいった。
カフェスペースでゆったりくつろぎ、
空間そのものを満喫する方も多かった。
家族でヒーリングを受け、絆を深めていく方もいた。
そして、一番のミラクルは、
会期中にライターとして取材した方々が、三人展を訪れる不思議な展開。
展示会を抜けて取材に出るのは嫌だったのに…、必然の出会いだった。
ある方からは、
「吸い寄せられるように来ました。まるで魔法使いのような三人」
と言われた。
癒しが必要なタイミングだったようで、
ヒーリングを受け、パワーストーンのブレスも創って帰られた。
ある方からは、パワーストーンネックレスの修理と浄化を依頼され、
三人がかりで取り組んだ。
石のメッセージを受け取り、浄化する役目。
石の状態から持ち主の状態を感じ取り、デザインに活かす役目。
ネックレスを修復し、結んで完成させる役目。
三人そろわなければ、オーダーには応えられなかった。
まさに協働創造の世界。
第一回目の開催より、着実に進化した展示会となった。
この流れをつないで、今年は6月と9月に開催する。
来週は三人で打合せの予定。
これからも、ワクワクする展開が続きそうだ。