行ってきた

呼びかけ人は藤田江美子さん。
キャリアカウンセラー、カラーセラピストなどの資格を持ち、
子どもの自立サポートネット代表として活動する友人だ。
北九州にはニート・フリーターが多いという実態に危機感を持ち、
精神的にも経済的にも自立した人間になれるよう、子ども達を対象にした
ワークショップやキャンプを開催している。
夏休みには北九州市と共同事業で、「13歳のハローワークin北九州」を
企画開催した。
バイタリティ溢れる元気な女性である。
藤田さんからずっと紹介したいと言われていたOさんが、
もうすぐ里帰り出産をするため、その前に集まろうという主旨だった。
Oさんは埼玉県出身で、大学卒業後は霞が関の外務省に勤務。
アジア、ヨーロッパに駐在経験があり、ご主人の仕事の関係で北九州に
やってきた。
ご主人は、某国会議員である。
たまたま地域の行事で藤田さんと出会い、仲良くなったそうだ。
Oさんは藤田さんとの出会いで救われたと言う。
そう、そう、私もそうだった~!
あんなに大らかによそ者を受け止めてくれる人はいない。
Oさんとは共通点や同じような体験が多く、すぐに意気投合した。
7年前、ボランティア活動で藤田さんと出会い、この人なら話せる!と
思って帰国してからの想いをぶつけた。
北九州に来てから違和感だらけで、本当はずっと苦しかった。
でも誰も悪いわけではないし、私が周囲に合わせなければと思っていた。
藤田さんが福祉財団の広報誌ライターに推薦してくれたことをきっかけに、
自分らしく生きる道が拓けたようなもの。
取材を通して志の高い人から元気をもらい、やっと自分を出せる場を
見つけた気がした。
この経験が基盤になり、その後いろんな人のご縁を得てフリーライター
として仕事ができるようになった。
その後も、気の合う友人を紹介してくれたり、おもしろい場に連れて
行ってくれた。
私は藤田さんを恩人だと思っているが、本人には全くその自覚がない。
「してあげた」という恩着せがましい感覚を、一切持たない人なのだ。
相当の変わり者なので決して万人受けするタイプではないけれど、
私は大好きで心から感謝している。
そんな彼女が声をかけて集めた5人の女子会。
あとの2人は、産休中の公務員Aさん、市議会議員のMさん。
2人の妊婦さんを囲んで、ワイワイガヤガヤしゃべって食べて大いに
楽しんだ。
全員既婚者だが、主婦としては異端児ばかり…。
出る杭は打たれるから、出すぎた杭になって引き抜かれるしかない!
夫に期待しないで、自分の世界は自分でつくる!
自分らしく楽しめる場があれば、家庭生活もうまくいくし助け合いもできる!
子どもはとってもかわいい!生まれてくれてありがとう!
そんなことを言いたい放題。
なんとも居心地のよい楽しい時間だった

新しい命が誕生するワクワク感が、場を一層盛り上げてくれた。
子ども達が伸びやかに育てる社会をプレゼントできるよう、
私たち大人が夢を持って自分らしく顔晴っていきたい
