3日連続 | ライター海江田の 『 シラフでは書けません。 』

3日連続

土曜、FC東京×サンフレッチェ広島@味スタ。

予想外のスコアレスドローだったが、中身の詰まったゲームだった。

広島のサッカーを生で観ておきたくて、出掛けた甲斐があったというもの。

あんなふうに両翼を大きく広げ、ボールを回すんだなァ。

きっと、縦の伸び縮みや追い越す動き、トップにくさびのパスを打ち込んでスイッチを入れるのが、あのサッカーの肝なのだろうけど、主力数名をケガで欠き、アウェーということもあって、そういったシーンは少なめだった。


一方、FC東京は聞いていたほど良い状態ではなかった。

それでも石川直宏は抜群に目立っていて、あるときは足元にタックルを受けて転がされながら、起き上がった勢いそのままにボールを奪い返しに行く。

余計なことを一切考えてなさそうな、純なプレーを連発していた。


日曜、横浜FC×東京ヴェルディ@三ツ沢。
1-3。
ゲームの入り方は悪くなかったが、23分、27分、38分と立て続けに3点を失う。

かつての勢いが失われたいま、追いかける展開になると苦しい。

後半、攻勢を強めるもビハインドが重すぎた。

空中戦の強さを買われピッチに立った飯田真輝からは、ここでやらねばという気持ちは伝わってきたが……。

などと、凡庸な感想しか出てこない。


そして、月曜は自転車に乗って、ちょっくら遠出をしてみたのである。
近所のTさんと二人で、サテライトリーグの大宮戦が行われる多摩陸上競技場まで片道12キロのサイクリング。

昨夜のショッキングな敗戦、どうやらしばらくは土屋征夫抜きで戦わねばならぬこと、のんびりおしゃべりしながら多摩川の川べりを走った。


惜しむらくは、天気予報を見誤り、雨対策が皆無だったこと。

風雨にさらされ、すっかり身体が冷えてしまった。

試合は2-1の逆転勝利。

彼らにとってはいまこそチャンスだ。

チームに活力を与えるような選手が出てきてほしい。