昔、6時間で12軒のランチを取材したことがありました。
大手の雑誌とかがどうやってるかは知りませんが、
うちはホントに小さい会社なんで、
カメラマンと私の2人でお店に行ったんです。
だから、
当然全部は食べられないわけです。
そもそも
ラーメンとかうどんなどの麺類なら
「さっと撮って、さっと食べる」が成りたつんですが
イタリアンとか肉料理は
撮影している間に照明でカピカピになるんですね。
カピカピに渇いた料理は
おいしくありません(-.-)
行くお店も小さなお店ばかりだったんで、
店主のおじちゃん、おばちゃんが
「今日は他に2~3軒いくの?」
って聞いてくるわけです。
さすがに
「このあと11軒あります。」とは言えないわけでして。
アルミホイルとタッパーに入れて
持って帰れるものは持って帰りました。
(お店の方には、全部食べたように見せるため)
もちろん、向こうもわかってるんですよ、全部食べれないことも。
でもやっぱり、出したものを全部食べてもらうと嬉しい。
それは何年お店をやっていても変わらないんでしょうね。
「おいしかったです、ありがとうございました」と
空けたお皿を厨房にお返ししたら
やっぱり好感を持ってもらえるのか
記事のチェックやその後の協力スピードが全然ちがうんです。
ホントは食べていないので心ぐるしいのですが・・・。
(ちなみに色んな都合上、一口も食べずに記事を書くことも多々あります)
食べ物取材は、
読者よりもその場の撮影に立ち会っている店の方に
とっても気を使うのです。
まぁ普通の人が
「おいしい」と感じられるのなんて
1日4・5食が限度でしょう・・・
結局はたまごごはんが一番うまいんですよ。
それに正直なところ、
ワタシは味の表現が得意でないのです。
なめらかな舌ざわりが~程度です。
だからリシェとか読んでると
よくまぁフランスパンやケーキについて
あれだけ書けるなぁ・・・と思います。
おわり