突然ですが、《年上の後輩》への指導って難しいですよね。
私、今まさに悩んでいる一人なんです。
何が難しいか?なぜ難しいか。沢山理由があると思います。
そこで私が考えた、《年上の後輩》に対する指導における障壁と、その対策について書いていきたいと思います。
《年上の後輩》に対する指導における障壁
・本人のプライド
これが一番やっかいです。
年下になんか教わるか!そんな心理が見て取れます。
年下に教わらなくても自分でなんとかできる!
とか考えていると業務が進まないのでこちらとしてはなんでも聞いてほしい。そして少しでも成長してほしい。
・業務への理解不足
未経験転職では、仕方のないこととは思います。
ですが、理解をする努力は見せてほしいですね。
場所が変わればルールも変わります。それはどこでも同じだと思います。
質問をしてくるとか、自分なりにやってみて、意見を聞くとか・・。
業務が違えばゴールも変わります。そのゴールが見えていないと、努力の仕方もわからないのではないでしょうか?
・前職での経験を忘れられない
未経験転職なら、前職での経験は9割役に立ちません。
役に立ったらラッキーくらいでしょう。
私も未経験転職をしようと考えたこともあるので、そこらへんは承知しているつもりです。
これまでの業務内容や、業務の仕方をすっかり忘れて、新しい世界のルールを覚える。そんな意気込みでやってほしいです。
対策
・敬語を使う
これは基本ですね。
相手が年上なら、いつ何時も敬語を使うようにします。
向こうがタメ語を使ってきても、こちらが経験年数が長いとしても!
敬語で話しましょう。
年下の上司からタメ語でダメ出しされたら、悲しくなってしまいませんか?
敬語であることで少なからず救われる部分もあると思います。
それに、これは仕事です。
仕事の場ではずっと敬語でいいくらいだと思っています。
・前職へ好印象を示す
前職での経験を活かしたいと誰でも思うものでしょう。
前職を聞き、内容をこちらが把握することで得意不得意な分野が見えてきます。
仕事を回すきっかけにもなるかもしれませんし、
なにより、
相手の機嫌が取れます(笑)
前向きな気持ちで、知識を活かすように考えてもらえると、業務理解も深まるのではないかと思います。
・聞かれたことには答える
聞かれないことに対して口をはさむと嫌がられます。
プライドが高い人は特にです。
新人指導ばかりしていたので、1から10まで教えてあげたくなってしまうのが私の性分です。
ですが、《年上後輩》にはそれは不適であると学びました。
人は実際にやらないことには学びはないのです。
実際にやってみて、何が必要か自分で気づくことが必要です。
事前に説明されるとそれだけで年下から何か言われている感を感じてしまうし、自分は一人でもやれるという自信を傷つけてしまうことになります。
最後に
以上で私のたわごとは終了です
この前、年下の先輩に教わる社員の4コマ漫画を見ました。
そこには、プライドの葛藤が描かれていました。
これまで年下に教わった経験がないので、私にはその感覚が理解できませんでした。
ですが、実際に年上後輩に指導をすることになり、理解できないからと言って無視することはできませんでした。
そんなことがきっかけでここまで考えてみました。
色々書きましたが、新人教育って難しいですね。
共感してくれたり、それは違うよ!などの意見があれば教えて下さい。