教室の隅で二人して泣いてた

あの日にあたしは生まれたんだ

目を閉じれば聞こえてくる

あの時と同じ 力強い言葉が


「昔はよかった」なんて過去などない

いつもたくましく、走り続けてきたよ

自分を裏切ってばかり

生まれた日から 変わらないものは ひとつだけ


街を彩る花のように

美しくなりたいと願って

小さいことを知らなかった

14の頃を思い出している


たとえ、この世界が汚れていたとしても

あたしは透明にもバラ色にもできる


出会いと別れを繰り返すことはしっていた

すべてキレイに変わっていけばいい

それ位で丁度いい

生まれた日から 変わらないものは ひとつだけ


澄んだ目をした小犬のように

愛されることを願って

傷だらけでボロボロの

14の夢を抱きしめている



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