ORANGE WORLD
朝目覚めて お気に入りの服を着て
こりずにヒールなんかはいちゃって
今日も一日がはじまる
太陽の光浴びて
当たり前のことに幸せ感じて
いつだって毎日は
楽しくってちょっと息苦しい
電車に揺られて いつものビルに辿りついて
「おはよう」のひとことさえ
笑顔つくれずにいる
人混みにまぎれて なんだか泣きそうになる
そうだ私ちゃんと
呼吸さえできていないんだ
君と一緒にいるときは
かわいい自分でいられるよ
毎日別々のストーリー
だからこの時を大切に思う
バカみたいにはしゃいだあの頃
すれ違い目も合わない日々
涙流して語り合った日も
いつのまにか 私の一部になった
もうお互い歳を取った
周りを見て焦ったりした
君とは人生のタイミング
一緒に笑って過ごせそうだ
運命も偶然も
すべてめぐってここにいる
これからの1歩1歩で
また道が少し変わってく
それでもきっと君とは
ずっと笑って過ごせそうだ
ありがとう 私のbest friend
それはとても小さく、小さく、小さく、
ぶつかったら壊れてしまいそうなんだ。
だけど、君は歌い続けるんだ。
ふわりふわりとただよって
少しずつ少しずつ見えなくなって
消えたかのようで
まだそこにある
ふわりふわりとさまよって
時々どこかにぶつかって
だからこそ形を変えて
まだそこにある
だからきっと届いている
胸の奥の大切な宝箱の中でも
時々開いてみる古いアルバムの中でも
それはとても弱く、弱く、弱く、
じっとしているとくじけてしまいそうなんだ
だから、君は歌い続けるんだ。
ふわりふわりとただよって
時々どこかにぶつかって
少しずつ形を変えて
そしていつか、
君もきっと想像していなかったような
キレイな花が咲いて
さあ、次は君の番。
新しい大地で
大きな花を咲かせるでしょう。
いつの日か、きっと。
まだ大丈夫? 私ちゃんと走れてる?
全てリセットしてゼロになる気持ちまだ持ってる?
積み重ねたつもりだった
苦しめるだけの荷物なんてもういらない
もう子どもじゃないでしょ?
でも大人にもなれないの
いつも逃げてばかり?
でも それしかできなくて
手ぶらのまんまいつのまにかこんな人混みで
想像してた未来とは随分違うわ
「こんなはずじゃない」なんて言うつもりはない
ここからもう一度始めてみよう
目を見開いて ちゃんとよく見て
あの光はもう 手に入らなくても
自分の色を咲かせよう
この世界みたいに彩るの
まだ大丈夫? 私のアンテナさびてない?
イチから何かを見つけるセンスまだ持ってる?
後悔なんてひとつもない
壊してきた世界には もう戻らない
もう子どもじゃないでしょ?
でも大人にもなれないの
いつも甘えてばかり?
でも どうにもできなくて
裸足のまんまいつのまにかこんな森の中
夢に見てた未来とは随分違うわ
欲しかったもにには全部触れてきたでしょ?
これからも何度でもいけるはずよ
手を伸ばして ちゃんと掴んで
また違う道に迷っても
ひとつの色じゃなくていいのよ
この世界みたいに彩るの
追い立てる風に 心安まる暇もないわ
いつだってちょっと早足で歩いているの
まだ慣れない ヒールにさえしめつけられて
ここにいることさえ 分からなくなるよ
恋に出会わなければ忘れていられたのに
いつも生き急いでしまうけれど
指と指を絡ませたくって
私は今日も欲張って生きるわ
本当はね いつも一緒にいたいんだ
この時間だけは「今」を愛しく思う
未来なんて明日だって分からないけど
私はただ
あなたの呼吸に合わせて眠っていたいのよ
立ち止まる時に なす術もないわ
いつだってちょっと穏やかじゃないの
まだ慣れない 休日の使い方だって
どこへ行けばいいの? 迷ってしまうよ
偶然に出会わなければ一人でいられたのに
毎日はただの暇つぶしじゃないの
胸と胸を近づけたくって
私は今も奇跡を祈ってるわ
本当はね 約束がいらない訳じゃない
この一瞬をずっと感じていたい
愛なんて永遠なんて誓えないけど
私はただ
微笑むあなたの瞳の中で笑っていたいのよ
あなたとなら言葉だっていらないし
何もいらないから そばにいて
本当はね もっと近くにいたいんだ
隣にいる時だけ 迷わずいられるの
未来なんて明日だって分からないけど
私はただ
あなたの腕の中で「今」を感じていたいのよ
このひとときだけで生きていけるんだ
今月の星占いは最高の運勢だった
だけど実際はそんなことなかった
いつかは楽しい日々がやってくるよと
自分にいいきかせてムリヤリ笑った
大声で笑え どんな時も
白い目で見られるくらい
騒ぎ飛ばそう
明日はきっと いいことあるから
今日の夕食のメニューは最高だった
そんなことで喜んでおかしかった
笑っていれば幸せなんて結構
単純に生まれるかも
大声で叫べ つらい時には
嫌な顔されるくらい
バカ騒ぎで
明日はきっと いいことあるから
なんとなく すこしづつ 解ってきた頃
旅立ちは目の前で 迎えてくれる
いけないことも めんどうなことも
全て回り、今心に残るものよ
「愛される為に」誓ってカラ回り
中途半端でちっぽけだけど
それなりにやってきた
雨が降って 虹がかかる そんな風に 穏やかな
時の中で 今は立ち止まっていたい
あの桜の咲く頃には 歩き始める
きっと 違う明日を でも同じ未来を
掴むように この空気に 包まれていたい
遠回り 仲直り 恋人のようで
夢中で集めたコレクションが笑う
時の流れの偶然に出会った
神様に「ありがとう」と伝えて
軽やかに 足早に 駆け巡った 懐かしい
時の中で 見つめなおし やり直したい
それでもまた ここに辿りつけたらいいね
この 輝く今を 爽やかな風の
時の中で 今は立ち止まっていたい
あの桜の 咲く頃には 歩くしかない
きっと 違う明日を でも 同じ未来を
掴めるように この空気に 包まれていたい
この世の終わりみたいに哀しくても
笑い話になる日が来るのかな
迷惑ばかりかけてごめんね
赤ん坊みたいに泣き続けた
ジンクスなんて何もない
ただ毎日は正確なだけ
うじうじ悩むのは大キライ
でも1つ1つしか進めない
そうなのかな?
私は別に人より優れてなんかいない
そうだ、そうだよ
仕方いじゃん こんな日もあるさ
心配してくれてどうもアリガト
好きなもの
サクサクのシューととろけないプリン
食後のメンソール
両手に足りる友達
長袖のシャツに心地よい秋の風
いつでも胸をうつあの歌のギター
生意気な子ども
男の人の後ろ姿
映画のエンドロール
忘れられない人
スキなもの
私の持っていないもの
未だ見えぬもの
「何も変わらないよ」とあなたはいうけど
それなら2人の日々は何の意味もなかったの?
あたしがたださみしいのはね、2人が話した
何でもない未来のことが泡みたいに消えそうなこと
ただ1人でつまづいて転んで
誰かの助け求めて泣いているだけ
解りたくないけど解ってるあなたのその口唇が
あたしにふれることはもう2度とないのですね
どんなに時が過ぎて
また別の恋に落ちても
かすれたって消えることのない
あたしにできた恋の傷
それでも時々、本当は毎日思い出しているよ
甘い2人の日々が何だか全て幻みたい
あたしがただ望むのはね、2人の時間
忘れないであたしのいないさみしさをちゃんと感じて
ただ恋をしていたのです。切なくて
あなただけがあたしの全てなんて
地に足をつけてしっかりと歩いていかなくちゃ
また違う形であなたも見ているといいな
どんなに離れていっても
もう二度と会えなくても
小さくなっても 消えることのない
あたしの中の あなたの影
あたしの中に初めてできた恋の傷
暗闇の中で夢を見たの
小さな頃大事にしてたぬいぐるみ抱えて
今必要なのは楽しそうな写真じゃない
解ってる。だけど見つからないだけ。
毎日が忙しくって疲れてるくせに
まだ持ってないモノを求めてる
腕いっぱいに抱えてるくせに
ひとつのことのためには生きられない
きっとまだ私は本当は困ってない
夜明けはまだ来ない
だけどあと少しで ――――陽が昇る

