こんばんは、エマです。

 

 

部屋の掃除をしていたら、書いたきり忘れていた紙が出てきました。

 

 

「それって本当?」

というタイトルの下に、

A4コピー用紙にびっしり、

自分が刷り込まれ思い込んでいることのリストが書き連ねられている。

 

 

確かこれを書いたのはせいぜい1~2年前だと思うのだけど、

自分で読み返してぞっとしてしまいましたガーン

 


 

 

・女性は若いうちに結婚して子どもを産むべき

 

・仕事と子育てを頑張って両立すべき

 

・両親には尽くすべき

 

・男性から気に入られるよう外見やふるまいに気をつかうべき

 

・健康に気をつかうべき

 

・女性は頑固だと可愛げがないから、ニコニコ柔和にすべき

 

・職場の雑用は女性がやるべき

 

・年をとるほどに結婚も出産も難しくなるから、少しでも早く結婚しなければならない

 

・この年齢だと転職は難しいから、今の仕事に満足しなければいけない

 

・正直にパートナーに望むものを言うと「高望み」と言われてしまうから、妥協すべき

 

・副業禁止の職場だから、やりたいことはできないと諦めなければいけない

 

・この年でクリエイティブな仕事をしたいというのは非現実的だから、諦めなければいけない

 

・好きになった人とは釣り合わないから、諦めなければいけない

 

・長女は両親の面倒をみるべき

 

・家族のことは無条件でどんなときも愛さなくてはいけない

 

・現状に満足して、「もっと」「これ以上」を求めてはいけない

 

・フルタイムで働いていても家事はしっかりやらなくてはいけない

 

・毎日掃除をしなければいけない

 

・毎日入浴して髪を洗わなければいけない

 

・できるだけ毎日お弁当を作るべき

 

・用事がなくても早起きして早い時間に出勤すべき

 

・上司が買えるまで職場に残っているべき

 

・髪はきちんとセットして出かけるべき

 

・お酒を家で飲むと言うとだらしないと思われるから、言わないようにしないといけない

 

・男性からなめられてはいけない

 

・ありのままの私では好かれないから頑張らないといけない

 

・もっと心を癒さないと幸せになれないから、頑張らないといけない

 

・自分の心情や気持ちよりも、人の気持ちを優先しなければいけない

 

 

 

何という思い込みの数々……!アセアセ

 

 

元々は親や周囲から言われて、

そういうものだと刷り込まれてしまった「べき」「いけない」のリスト。

 

 

それがいつの間にか自分の世界の常識になり、

マイルールとしてがっちりと自分自身を縛るものとなっていたのです。

 

 

これじゃ、生きるのしんどすぎるよねネガティブ

 

 

自分を守るためのルールが

いつしか、自分を苦しめるものにすり替わってしまっているのに、

疑うこともせずぎゅっと握りしめていたのです。

 

 

だって、怖いから。

 

 

とりあえずこれを信じて生きてきたこれまでは、生き延びることはできた。

でも破ったらどうなるか分からない。

 

 

脳は変化を嫌うそうです。

 

 

どんなに理不尽で自分を苦しめるルールでも、

これまで私を生存させるということには成功してきた。

 

だったら変化を選んで死ぬかもしれないリスクを負うより、マシ。

 

 

 

でも、

でも、

本当にそんな世界で生きたい?

これらのルールを破ったところで、本当に生きていけないの?

 

 

そう。

本当はおかしいって、自分でもわかってる。

 

 

紙は破いて廃棄しました。

このリストは、これからの私には必要ないから。

 

そう決めます。