長年、婚活がなかなかうまくいかないことに悩んでいたため、色んな方法を試しました。

そのうち、自力では難しいのかもと思い、多くのアドバイザーやカウンセラーやコンサルタントの講座やサービスを受けるように。

 

色んな先生や婚活で悩める女性たちを見てきて思うのは、

 

アドバイスを仰ぐ人は選んでいい

ということ。

 

 

 

 

どの人のどの意見を取り入れるのか、

自分が選ぶことが大切だと思いました。

 

 

どのアドバイザーも

どのセミナーも

その思考法ややり方でうまく人はいたし、うまくいかない人もいました。

 

(ひとつに限ってみれば、うまくいかない人のほうが多い。

でも、それって結婚相談所の成婚率を見れば当然)

 

 

人の数だけ事情がある。

 

 

年齢

容姿

棲んでいる地域

友人関係や仕事などの環境

生育歴

 

 

そういった分かりやすい要素だけ見ても千差万別。

 

さらに性格や気質などを考えていったら、

万人にとって正解などあるわけがない。

 

 

20代で容姿も良い、

仕事で出会いもあるけれど、

過去の恋愛で自尊心が下がり気味の女性に対するアドバイスと

 

40代で容姿に自信がなく、

ファッションには興味をもたないようにして生きてきた

男性とお付き合いした経験もない女性に対するアドバイスとでは

 

まったく違うものになることが分かると思います。

 

 

でも、世の中で婚活関連のサービスをされている人たちのアドバイスって

びっくりするくらい画一的なのですびっくり

 

これまた当然と言えば当然。

 

 

自分が実践してうまくいった方法をアドバイスするか

世間で正解とされている方法をアドバイスするか

 

二通りしかないからです。

 

 

 

人は自分の経験以外は本当の意味では理解できません。

 

職業として長年携わっている人は、知識が豊富なのであって、

深いレベルでの共感や理解ではないはず。

 

 

苦労せず若いうちに結婚した人は、そうでない人のことは分からない。

また、非常に努力した結果結婚に至った人は、そうでない人のことは分からない。

 

 

良い悪いではなくて、

どんなに人格的に優れて、素晴らしい人であっても、人間の経験に限りがある以上、どうしたってそうなるのです。

 

 

 

そもそも恋愛や結婚なんて、

仕事以上に個人差が非常に大きいものなのに、

それを誰が同じことをしても再現性がある方法なんてあるわけがないのです。

 

 

専門でビジネスにしている結婚相談所でだって、「必ず成婚させる」と約束することはできない。

 

婚活コンサルを名乗る人たちに至っては、

たいてい自分自身の個人的体験あるいは周囲の伝聞による一回性の成功体験に基づく内容になっていることが多く、

属性が異なるクライアントに対するアドバイス内容は再現性に乏しく、有効でない場合も多々ある。

 

 

だからこそ、自分自身で

「この人のアドバイスは取り入れられそうだ」

というアドバイザーを選ぶ必要があるのです。

 

 

でも、婚活迷子を長らく続けてきた私には、それが分からなかったショボーン

 

 

よく分からないまま、次々に

 

「この人の言うことを聞けば、言うとおりにすれば、今度こそうまくいくんじゃないか!」

 

と期待して、

うまくいかずにがっかりし、

どうしてうまくいかなかったのかと自分責めをしてさらに傷つく。

 

 

この不毛な繰り返しアセアセ

 

 

 

今なら何が一番の原因だったのか、分かります。

 

うまくいかない原因は、根底にあった自分の思いでした。

 

 

自分以外の誰かが、絶対的な正解をもっていて、それを教えてくれる。

自分は何かが圧倒的に欠けていて、それを埋めないとうまくいかないから、

その正解を教えてくれる人が必要。

 

 

そしてその正解を教えてくれそうな人を見つけると、

盲目的に信じて言う通りにするのだけど、

うまくいかずにがっかりし、

また自分責め。

 

 

うまくいってる同期を横目に、

うまくいかない自分には何か悪いところがあるに違いないという発想で

原因を追究するも分からないえーん

 

 

うまくいかない現実が繰り返される

 

 

エンドレスループ

 

 

でも、違った。

 

いつ誰でもうまくいく魔法のような方法など、どこにもない。

何が正解かなんて、本当は自分以外の誰にも分からない。

 

 

例えば私は、

父親に精神的・身体的な暴力を受けて育ち、

子どもの頃、性的に嫌な思いをする出来事があったりと、

元々、男性に対する恐怖心や嫌悪感が強いほうでしたえーん

 

 

でも普段は自覚なし。

恋愛や結婚がうまくいかないから、

一生懸命うまくいっている人の真似をしようと頑張ります。

 

 

ところが、元々両親や周囲の男性たちから愛され可愛がられて育った女性は、

「男性は優しい。私のことを幸せにしてくれる」

という男性に対する良いイメージがベースにあります。

 

だから、

「男性を信頼しなさい!」

「かわいく甘えることができないから、うまくいかないのよ!」

というアドバイスをされます。

 

うまくできないと、

「どうして信じられないの?

自分の気持ちと覚悟次第だよ」

と叱咤されることもありますが……

 

正直、そういわれることで

できない私が悪いの?

とひどく落ち込み、

ますます自己否定を強くする

 

という負のループに陥っていました。

 

 

頑張れば頑張るほど、

自尊心が下がり傷つく。

 

何という悪循環!

 

それなのに、無駄にストイックで行動力のある私は、

きっと私の努力が足りないからだと

さらに頑張る。

 

 

ああ、無限地獄。

餓鬼道のようですねゲッソリ

 

 

バックグラウンドや価値観が違うという前提を忘れてしまうと、

「あなたのここが悪い」「こうすればうまくいく」という主張に対し、

真面目で神経質な人ほど、「自分が悪いんだ」という思考を生みやすく、

お互い傷つく結果になることもあるでしょう。

 

クライアントが自分自身で「あ、私はこの人の言うこと合わないな」と気づければいいのですが、

切羽詰まっている状況にある女性たちは冷静な判断力を失っている、あるいは、最初から持ち合わせていないことも多いように思います。

 

 

同じような状況に陥って自分を責めている女性に、声を大にして言いたい!

 


そんなことで自分を責めなくていいんだよ~

ただ違うんだな、で終わらせていい。

 

それよりも、もっと自分に合うものを選んでいいんだよ~

 


自戒もこめて。