今日はさそり座の満月です。

 

海外ではピンクムーンと呼ばれるこの満月。

 

仏教ではウエサク月という異称があり、

ウエサク祭やウェーサーカ祭など

カンボジアやインド、タイ、ベトナムなどでは、お祭りがおこなわれるようです。

 

5月満月の説もあり、

京都の鞍馬寺では5月に五月満月(ウエサク)祭があります。

 

ブッダが生まれた日

悟りをひらいた日

入滅した日

の3つがこの満月の日に当たるというのが由来。

 

 

日本では灌仏会や花祭として広まっています。

 

そう言えば、昔通っていた幼稚園で、

仏像に甘茶をかける行事があったけれど、

これのことだったんだ~。

 

当時は何の意味があるのかさっぱりでしたイヒ

 

 

 

さて、そんな満月の日の朝、

突如湧いてきたというか、降ってきたインスピレーションがありました。

 

 

起き抜けに

 

 

「あ、そうか。

私、心からくつろいで安心していられる場所を作りたかったんだ」

 

と、唐突に思い当たり、

深く納得してしまいました。

 

 

 

私は生まれ育った家庭が、

心の底からくつろいだり安心して暮らせるような環境ではありませんでした。

 

 

何かふとしたきっかけで

 

 

親の機嫌を損ねて怒鳴られるかもしれない

 

無視されるかもしれない

 

突然手をあげられるかもしれない

 

物を投げつけられるかもしれない

 

 

でも何がそのきっかけになるのか分からない。

 

分からないから、常にびくびくして気を張って過ごす。

不安と緊張。

精神的な安心感が得られない。

 

 

そんな子ども時代を過ごし、

大人になってもなぜか漠然とした不安や焦燥感を抱えたまま。

 

 

自分で自分が認められない。

何かを頑張っていないと落ち着かない。

見捨てられ不安が強い。

 

恋愛や結婚がうまくいかない人の典型です。

 

 

そういう自分の心の癖がなぜ出てしまうのか、

どこから来るのか、

かなり長い時間をかけて少しずつ向き合ってきたつもりでしたが、

 

 

自分がどういう人生を望むのか?

結婚生活に何を求めるのか?

 

 

頭で考えて表面的な条件を書き出しても、

何か違うような……

 

実際にその条件通りの人と出会っても好きになれなかったり、

付き合ってもうまくいかなかったりということを繰り返していました。

 

 

私が本当に心から望むもの、

求めているものって何?

 

 

その答えが、

ぱっとひらめいた気がしました。

 

 

心の安全基地がほしい。

信じて、応援してくれる家族。

安心して戻って来れる場所。

 

そういう存在や場所があるからこそ、人は外に出て行って挑戦できるのだろう。

 

それがなぜか、

私には与えられなかった。

 

一人でいるときは、安心していられる。

自由だし、

誰も私を脅かさない。

 

 

でも本当は、

家族や身内や仲間というものに強い憧れがあり、

安心して愛情を与え合える存在がほしかった。

 

 

元々もつことが許されなかったからこそ、

私は自分でそういう家庭を、家族を作りたいのだ、と思いました。