エマです。
私が婚活に苦戦した5つの理由のうち、
大きな比重を占めていたのが「自己肯定感の低さ」だったわけですが、
自己肯定感が低いと、失礼なことを言われたりされたりしても、怒れないのです。
今日はそんなエピソードをひとつ。
婚活中、たくさんの男性と会ってきましたが、中にはとても失礼な態度をとられることもありました。
まあ、色んな人がいるよね。
人間勉強です。
知人の紹介によるお見合いで、相手の条件はあらかじめ承知で会っているはずの相手。
はじめはあちらから「次も会いましょう!連絡先教えてください」と言われたのに、
しばらくやりとりをした後、音信不通になってしまいました。
まあ、それほど真剣ではなかったか、気が変わったのかもしれない。
それは仕方ないけれど、間に人が入っているのだから、はっきり断ればいいのに……
紹介してくれた人に何て言おうかと悩んでいたところ、
しばらくぶりに突然きたメールがこれ。
↓
「こちらは上司に言われたので仕方なく会ったのですが、
やっぱりあなたの年齢が気になります。
でも、最近自分にも結婚願望が芽生えてきました。
だから、もっと若い女性を紹介してください」
お見合い相手に送るメールか?と一瞬目を疑いましたが、
間違いメールではありません。
私の年齢をディスるだけでなく、
あまつさえ、若い女を紹介しろという内容。
今改めて考えると、すごいメンタリティ!!
本当に紹介してもらえると思って送ってきたのか?
だとしたらむしろすごい。
すごい自信!!!
何者?
いや、何様??
もしや、私がメールをしていた相手は
ローランド様であったか
はたまた
Gackt様か
裏付けのある自信を持っている人は、年齢だけを理由にこんな失礼なこと言うわけない。
ちなみに彼らはこうも言ってます
"若かったら"という言葉で人は可能性を失っている
ローランド
一年前の美しさと今の美しさ、
今の美しさと一年後の美しさって違うんだと思う。
外見的なものは確かに老いていく。
でも、僕はそのシワ一つ一つが、
すごくセクシーに見えるしキュートに見える。
僕はそれが魅力っていうものじゃないかなって。
Gackt
このように、今では「ネタになったわ~」と思えるこのメールも、
当時の私にはとてもショックな内容でした。
そして、内容よりもショックだったのは、自分の思考回路でした。
メールを受け取った私は、このようにとらえていました。
わざわざ傷つけるような書き方をしている
↓
こんな風に言ってもいい女だと思われている
↓
人からこんな扱いをされる私は価値のない人間だ
怒りよりも、失望の気持ちが強かった。
それも、相手に対する失望ではなく、自分自身に対する失望。
「ああ、私ってこんなこと言われても仕方のない価値のない女なんだ」
自分のことが情けなくて情けなくて
消えてしまいたい気持ちでした。
人って、まっとうな自尊心や自己肯定感がないと、
失礼な扱いを受けても怒ることができないんだということを知った出来事でした