南極大陸で発見された希少な隕石の一部を取り、

水と一緒に原始の地球に似た高温高圧状態にすると

アンモニアが放出されたと、米アリゾナ州立大学等の

研究チームが2米科学アカデミー紀要電子版に発表した。


 窒素と水素からなるアンモニアは、生物のたんぱく質を

構成するアミノ酸などの材料となる。

この実験結果は、生命の誕生につながる材料が隕石に

よって地球にもたらされたとする見方と一致するという。