GWも大詰めとなった6日、ZERO1横浜大会では、ZERO1軍と外敵軍による、5vs5 勝ち抜き戦が実現した。
それぞれが、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の順番にメンバーが出て、生き残りの勝抜き戦を行っていくもの。ZERO1軍と外敵軍の区分けに多少の疑問は残るが、そんなことは関係なしに、内容は白熱。勝っても、休む間もなく次の対戦相手が入場してくるので、スリリングな展開となった。
勝ち抜き戦は、テンポよく進んでいき、副将戦では高岩と関本が場外心中。
大将戦は鈴木秀樹と将軍岡本の元IGF対決。将軍もスネークピットでCACCを学んだ経験を持つだけに、スタートから緊迫した間合いの探り合い、手四つ、等、スピーディで、見応え充分の攻防が続く。ガップリ四つになると、スモップ、将軍の方が有利に思えたが、どちらかと言えばパワーの将軍に鈴木はテクニックで対抗。大将戦らしい力のこもった熱戦を制したのは、鈴木の卍固めであった。
■ZERO1
日時:5月6日(土) 18:00試合開始(17:30開場)
会場:横浜・ラジアントホール
<ZERO1 vs. 外敵軍 バトル・アウトレイジinYOKOHAMA 5vs5 勝ち抜き戦>
ZERO1軍
先鋒 クリス・オンドーフ
次鋒 日高郁人
中堅 佐藤耕平
副将 高岩竜一
大将 鈴木秀樹
vs.
外敵軍
先鋒 塚本拓海
次鋒 鈴木鼓太郎
中堅 木高イサミ
副将 関本大介
大将 将軍岡本
ソバットでオンドーフをピンした、塚本だが、休む間もなく、次鋒の日高が入場してきた。
●クリス・オンドーフ(ZERO1:先鋒)
ソバット⇒エビ固め
○塚本拓海(外敵:先鋒)
フィニッシュとなった日高の石見銀山。
●塚本拓海(外敵:先鋒)
石見銀山⇒エビ固め
○日高郁人(ZERO1:次鋒)
2連戦の日高に対し、終始、ガンガン攻勢に出た鼓太郎。耐えに耐えた日高は、一瞬の隙をつき大逆転勝利を収める。
○日高郁人(ZERO1:次鋒)
横回転エビ固め
●鈴木鼓太郎(外敵:次鋒)
日高のお株を奪いショーンキャプチャーで追い込むイサミ。これが、3連戦目となった日高・・・本家の名に懸け、ショーンキャプチャーを決めようと試みた日高だが、イサミのヨーロピアン・クラッチで切り返された。
●日高郁人(ZERO1:次鋒)
ヨーロピアン・クラッチ
○木高イサミ(外敵:中堅)
キック、エルボーと、圧倒的実力差を見せた耕平が、順当な勝利。
●木高イサミ(外敵:中堅)
ジャンピング・パイルドライバー⇒エビ固め
○佐藤耕平(ZERO1:中堅)
これが大将戦でもおかしくない、関本と耕平の一騎打ち。相手が関本だけに、遠慮なしで厳しいキックとエルボーを打ち込む耕平。ど迫力マッチを制したのは関本のジャーマン。
●佐藤耕平(ZERO1:中堅)
ジャーマンスープレックス・ホールド
○関本大介(外敵:副将)
耕平との大激闘を制した関本は、高岩と副将戦。高岩が伏兵となって、関本を場外道連れ、両者失格で大将戦へと雪崩れ込む。
▲関本大介(外敵:副将)
両者リングアウト
▲高岩竜一(ZERO1:副将)
勝抜き戦は副将戦でリセット、大将戦は互いにハンディなく、イーブンの一騎打ちとなった。フィニッシュとなったのは鈴木秀樹の卍固め。
○鈴木秀樹(ZERO1:大将)
卍固め
●将軍岡本(外敵:大将)
勝抜き戦には出場してなかったが‘火祭り2016’覇者・小幡優作が最後の締めを行った。口下手だが、今後のZERO1は彼の肩にかかっている。
試合後、ジェームス・ライディーンとハートリー・ジャクソンが仲間割れ、外人同士で激しくやり合う。TARUも鉄パイプを持って大暴れ。どうやら、長与が発表した7日の超花火での、ロシアン電流爆破デスマッチが気に入らないようだ。
<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
ジェームス・ライディーン、●ハートリー・ジャクソン、TARU
450°スプラッシュ
大谷晋二郎、小幡優作、○ショーン・ギネス
<第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○田中将斗
vs.
●横山佳和
<第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○菅原拓也
vs.
●美熊
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