ウサは退院しました。

( 治療についてはまた後日。)

色々ありましたが、良く頑張ったと思います。これから少しずつでも体調が良くなる事を祈ってます。HANS(HPVワクチン副反応)被害者の大半がそうであるように、1日を寝て過ごすことが多いウサですが、足を動かす事ができます。まだ家の中ぐらいですが、自分で立って歩けるのが今のウサの状態です。


今回の入院中にウサと話して思い出したことです⬇︎


ウサ

『中学生の時の一部の友達に[箱入り娘]だと言われていたんよ』

と思い出したようにウサが話し出しました。

思わず


リース

なんで?ウサのどこが箱入り娘なの?》


ウサ

英語や塾などの習い事に車で送り迎えをしてもらっていたから。』


リース

確かに送り迎えをしてたけど、怪我をしてたからじゃなかった?


ウサ

怪我が治ってもしてくれてた。』


リース

そうだった?何か理由があったんじゃない? そういえば。ウサが自転車を漕ぐだけで息が切れて呼吸が苦しくなるから送り迎えしてって言ったからだよ。》

私自身も忘れていた記憶


ウサ

そんな事、言ったかな?


リース

小学生の時には自転車に乗って遊びに行ってたでしょう。習い事もウサ1人で自転車に乗って通っていたよ。


ウサ

うん。』


リース

何か理由がなければ送り迎えなんてしないよ。》

そうだった。ウサと話をしていてふと思い出した。


ウサは小学校卒業してから中学生に入学するまでにHPVワクチン1回目接種。

中学1年の 5月に2回目接種。中学1年の10月に3回目接種。


何度考えても小学生のあいだは(HPVワクチン予防接種を受ける前までは普通に)元気だった。習い事に関してウサは自転車で通っていた。自転車で行くのをやめたのは自転車を漕ぐと息苦しくなってしんどくなる。そしてそのしんどい状態のまま勉強を受けるのはしんどくて勉強に集中出来ないから車で送り迎えをしてくれない?と言ってウサから頼まれたからだったのです。その当時、家で1度も過呼吸を起こした事がないのに、中学校体育の授業で過呼吸などを起こしたことが何度もあると聞いてからは、しんどいと感じたら休むように出来る限り無理をしないようにと話していました。部活も仮入部していた運動部ではなく活動が少ない文化部を選びました。文化部の中でも週に12回のペースで活動をする部活を選んだ。

ウサの中学時代はゆっくりと無理のないように身体に負担がかからないように過ごすのを手伝ってきたのです。夜9時には寝て朝6時に起きてた。中学生なのに夜更かしなんて全くなかった


今振り返ると学生生活を普通に運動して過ごしていたなら体調は一気に悪化するところだったのを、極力、身体に無理のないように気をつけてサポートしてきた(ウサが重症化したのはHPVワクチン接種から随分経ってからのことです)。

そんな事情を周りは知らないから[箱入り娘]と言われていたのかもしれない。

そういう形でウサを全面的にサポートしていた事をウサと話していて思い出した。


ウサの体調不良の事は気にはなりつつも、高校は比較的、自宅から近い高校だったこともあり、やってみないとわからないから自立の意味も兼ねて自転車通学チャレンジするようにと促したのです。


ウサは自転車通学を1学期間毎日休まずに登校していました。辞書や勉強道具が沢山入った10キロ以上ある勉強道具を背負ってエレベーターのない4階の教室まで階段です。毎日元気に通学してました。


ウサ

腰がやばいと悲鳴をあげてる。骨折してるんじゃないかというようなぐらい痛みがある。』

と言っていた。


リース

大袈裟な。周りのお友達は大丈夫なんでしょう? ウサもそのうちに体力がついてヘッチャラになるよ。》


他の同級生だと当たり前の日常ですが、ウサの中学生の頃のサポートをしていた生活から比べると超ハードな生活を送ったことになるのです(ウサの側で看病して失敗を繰り返して気づけたことだと思います)。


ウサは高1の夏休みに入る頃から体調が緩やかに悪くなり、夏休みほとんど毎日横になって過ごしていたので、当初は夏バテかと思っていたのですが、二学期が始まった当日の朝、起きてこないウサを見に行ったら目にいっぱい涙を溜めてお母さん、身体を起こせないの。起きようと思ってるのに自分の身体が動かない。全身痛い。どうなってるの?全身脱力状態になり急激に重症化して半年もの間、歩行困難な状態になり通信高校へ転校しました。


HANS(HPVワクチン副反応)の症状が1日、1日、ウサのハードな学生生活の中で身体の内部で何かが拡散していったのか?と当初は漠然的に考えていたのですが、今ならわかる(個人的な考えですが… )。


日常生活の活動をセーブしていた時はギリギリの所でワクチンの成分よりウサの免疫力が勝っていた。それがハードな生活(運動)をしたことによりウサの免疫力は一気に落ちたからワクチンの副反応を抑えられなくなった。


ウサの免疫力が低下したときに一気に重症化したということなのだと。


ワクチンの成分により脳に大きくダメージを受けていたからまともに歩けなくなった。これは脱力を起こした状態。昨年、入院して膝がガクガクして再び歩けなくなり、車椅子を使用することになった時に検査を受けてもなんの以上もみられなかった。主治医に言われたように医学的な証明はまだなされていないのですが、沢山の被害者を診てきた中で、自律神経が正常に働いていないから全身に至る痛みや、多岐に渡る症状で全身脱力等が起きてウサちゃんは動けない状態になっていると考えているというお話を伺いました。長期間寝たきりになると筋力は衰えますが、HANS(HPVワクチン副反応)被害者は根本的に筋力が悪いわけではないのではないか?と私もウサを見ていてそう思うようになりました(ウサは1度も不随運動的な発作は起こした事はありません)。


治医

【自己免疫が自分を攻撃しているというのは24時間、自分の自己免疫が反応して炎症を起こしている。自分の自己免疫が自分を攻撃起こしている状態なのです。こんな状態では寝ていても身体は休まる時がない。免疫力が弱まっている時に頑張り過ぎると更に容態は悪化します。】

いつも以上に体調が悪い時は免疫力が下がっているのだから安静に過ごすようにすることが不調を脱する事だと考え、ウサには無理しないように話しています。