苦しい最後だったらどうしよう、
アクションキャストが固定ではないことが辛かったらどうしよう
どんな予告、スペシャル番宣を見ても、なにかがひっかかって映画館までいけなかった
端的に言ったら、
内容はどうでも、好きな人が出ていなかったからだと思う
引き合いに出してどちらが悪いなんて言うことはないけど
ブラックサン は辛い内容が多くて、一度しか見れなかった
完全に好みの問題だ
ブラックサンを先に見てしまったから、
同じように感じたら、と思った
全く違った
最後まで見たら すがすがしい! が一番に来た
2号の口癖だけど「すっきりした」が一番に来た
2号が共闘状態に入ってから、仮面ライダー感が増した
うおおおおおおおってなった
藤岡さんが仮面ライダーをやってた時の効果音
キュピーーン が聴けると嬉しかった
アクション監督の田渕さんが主軸になってNHKで公開されたドキュメンタリ、
アクションとはなんなのか、
アクションが歪められたわけでも否定されたわけでもなくて
大野剣友会が担当していた頃の
(たしか番組内でもそのように表現されていて、
文字通り田渕さんは、最初大野剣友会を再現しようとされていたんだけど、
そういうことじゃない、というのが映画をみていたら、感じた
たぶん最終的に田渕さんは、
勢いや創成期草創期的な雰囲気、そんなイメージを現場で、
お分かりになったんだと思う)
どうしたらいいのか、どうしたら伝わるのか、みたいな試行錯誤の真剣さ
それをシン仮面ライダーで見ていた
アクション、といわれて
時々、物足りなかったといえば、それはそうだけど
毎週、修練され、かっこいいを計算し尽くされてきたヒーローのアクション、
それこそ仮面ライダーの記憶を継ぐ映像をみている自分の中の
原点とは?みたいなことを、コアな部分を、じっとりと確認する作業だった
ただ、じっとり、なんて表現できるほど、
ゆったりとした時間は全く流れてなかった。
短くても1クール、長ければ1年間
できただろうというほどの、ダイジェスト映像だった
どの怪人にも、深い過去があり、造形的なこだわりがあり、
主軸キャラクターとの関係性があった
すべてをカットして、一番大事なところだけ、見せてくれた
カットされた部分は余白となり、行間となって、物語を深くした
本当は全部見たい。
見たいけど、削って落とされた部分がすごく大切な気がした。
池松さんは、その、先にあげた田渕さんに焦点を当てたNHKの特集のとき、
アクション練習に参加されて
捻りながら対象にヒットさせていく蹴りの練習で
見せてくださった身体のラインがとても美しかったし、
本編でも、革のスーツを着ている、肩の袖の切り替えから張る革地に、
腕の筋肉が十分にあることを感じさせてくれた
美しい1号だった
勿論お顔の表情も、人が憂うからこその優しさを表現してくださって
とても素敵だった
2号が加わってからは、1号の憂いと2号の飄々とした軽さが
相反しながらそれでもそばにいることの強さを見た
柄本さんの池松さんとは違った身体の線もまた別の個性があってよかった
私は1号が圧倒的に好きだけど
もし1年番組だったら、二人いた方がいいなと思える良さだった。
柄本さんが、極めて軽く、おどけたように探るように話し出すとき
お父様の明さんを思い出した。
聴いたことがある、この声の質感を知っている、
しかしこんなに唯一無二の感触を他に誰が?と思うと
明さんのお顔が浮かんだ そんな声色だった
遺伝子というのは、こわくて、やさしくて、ただそこにあるものだと思う
怪人についてもいろいろ綴りたい。けど収集がつかなくさりそうなのでやめとく。
クモオーグが軽々ルリ子さんを担ぐのやっぱかっこよかったな
あ、そうか池松さんも浜辺さんをお姫様だっこしてたっけ
イチローさんが、寝たのか?ときいて
恋愛ではなく、信頼だ、というの、よかったな
恋愛でもよかったけど、
兄妹/姉弟のよう、というか、家族のようというか
よかったな
別の誰かと結婚するようなことがあったら、
一番に報告されてほしいし、一番喜んでほしいし、一番さびしがってほしい。
一文字はカメラマンとしてどのお式にも呼ばれてほしい。
でもまずは 庵野監督、本当にどうもありがとう。
怪人ではなく、改造された「人間」を描いてくださって、
嬉しかった
仮面ライダーは、人間
自分にとっては、改造されても、人間は人間なんだな