こんにちは ema です。

GXナックルシリーズは、コンパクト＆ナロースクラブが特徴で、RWDドリフト創世期の2013年頃 Ver1～Ver4 最近まで多くの人に愛用された商品かと思います。

時代と共に、ベースとなる車両のステアリング形式が、ワイパーからスライドレール等多彩な商品が発売されて来まして、弊社でも VX-DOCK ZERO の発売を機に新型のナックル

の必要性がありましたので、REVERSA リバーサフロントナックルを作る事となりました。

GXナックルで主に使っている穴（青）は下の図のように差があります。これはステアリングを切った時に外側のタイヤが切れにくい状態になります。

GXナックルで外側のタイヤが切れるようにするには、ワイパー側（スライドレール側）の突き出しを多くする必要があります。

REVERSA リバーサフロントナックルはこの部分が揃っていますので、ワイパー側（スライドレール側）の突き出しを多くしなくても、ステアリングがパラレルに切れるようになります。

またリバーシブルに使う事で、青穴を使えば外側のタイヤが切れない方向にする事も可能です。

＊キングピンアングルエクステンションを使わない場合

このパターンを覚えておけば、何処のメーカーのナックルを使ったとしても、アッカーマン迷路から抜け出せるかと思います。

先日は、VXD2 に REVERSA フロントナックルにキングピンアングルエクステンションを付けた場合での取り付けをご紹介させて頂きましたが、今回はキングピンアングル無しで付けた場合のご紹介です。

キャンバー　8度に設定

キャスター　８度に設定

上側に２ｍｍのスペーサーを入れ、下側には 1.5mm の

スペーサーを入れました。

外切れが強くなってしまったので、突き出しを0mmにしたのですが、まだ外切れが強いのでステアリングピロボールを青穴に付けました。（スライドレールが下げられれば良いのですが、構造上無理なので）

ナックルの設定が、上記により外切れが弱くなるので、外側のタイヤが切れるように突き出し量を 1.5mm入れて再調整。

こんな感じに車種に合わせて調整が可能です。

VXD2 に REVERSA フロントナックル取り付け例 2