OnePlus 3Tが文鎮化になりかけて焦った話 | Wrairack BLOG

OnePlus 3Tが文鎮化になりかけて焦った話

※OSのUPDATEに失敗して、アンドロイドが起動しなくなって
 焦っている人は、●2解決したやり方 まで読み飛ばして参考にしてほしい
 ただし個人的に効果はあり復旧はしたけれど、すべての人が復旧できるわけではないと思うので自己責任で!


GearBestからコスパに優れる中華スマホOne Plus 3Tを買った。
 価格は送料込みで¥51,276。
 snapdoragon821搭載
 6GB RAM 64GB ROM

 2月15日にGearBestで発注して2月20日には到着という速さ。

わくわくしながら電源ON、アンドロイドが立ち上げるが、見慣れたアンドロイドの
初期設定画面はでなかった(言語設定とかWifiとかでるやつ)
電源ON後わずか30分いや15分以内に、問題は発生した。

購入して電源を入れWifiに接続して、アプリのインストールでもやるかと
考えていると、アップデートの通知がきていたので、これは
噂にきくAndroid7へのアップデートに違いないと考えて、軽い気持ちで実行したところ
進行バーが進まなくなり、しまったと思った時には、すでに遅く
3時間以上待っても終了しない状態となり、完全に詰まってしまった。

電源ボタンを長押して、強制終了してもおそらくアンドロイドは立ち上がらないだろうなとわかっていても、どうしようもないので電源ボタン長押しして強制終了した。

そして電源ONやはりアンドロイドはやはり起動しない、初期の画面(ブートの画面?)がでて止まってしまう状態になった。

 かなり焦りネットを調べたところ、方法をみつけた。

 

●購入したスマホでは効果がなかったやりかた。
  (ほかの人の端末では効果があるかもしれない)

  [GUIDE] Mega Unbrick Guide for A Hard Bricked OnePlus 3
 https://forum.xda-developers.com/oneplus-3/how-to/guide-mega-unbrick-guide-hard-bricked-t3405700

 METHOD 1
 Step 7
 までは進むが、何度やっても
 Step 8でエラーとなり進むことができなくなった。

 METHOD 2
 も同じくエラーで進むことができなくなった。


●2解決したやり方
 これは高い授業料を払ったかなと、かなり落ち込んでいたんだけど、
 ●1のやり方が成功したらいったいどうやって書き換えるんだろう?と疑問に思い。
 試しに
 Step 10 :- Boot your phone into recovery (Power+Volume Down).
 をやってみた。いや見てみた。
 すると、メニュー?の
  中に sideload mode というのがあるのが目に入った。
 どうもPCとUSBケーブルでスマホを接続することが分かった。

 [GUIDE] Mega Unbrick Guide for A Hard Bricked OnePlus 3でも
 PCとスマホをUSBケーブルで接続するんだけど、こちらはCOMポートして認識する。

 しかしこのsideloadというのは、別のドライブとして認識させてUPDATEさせるような印象を受けた。
 さっそく調べると、なんと公式サイトにやり方がのっていた!

 http://downloads.oneplus.net/oneplus-3t/oneplus_3t_oxygenos_3.5.4/

     ※落ち着いた後に公式HPをみたら
      OnePlus 3T OxygenOS 4.0.3
      Ver 4.0.3 (2017-02-13)
      が公開されていた。
      http://downloads.oneplus.net/oneplus-3t/oneplus_3t_oxygenos_4.0.3/
      こちらを書き込めば、最新のOSにできたかもしれない
      (あのときはとてもそんな余裕はなかったけれど)


 さっそく、以下をやってみるが...

 Connect your device to PC/Mac, run following command in command prompt / terminal
 For Windows: “adb sideload <filename>”

 エラーになる。

 adbが不明とである。
 コマンドプロントにそんなコマンドはないだろうし、それはそうだろうな。と思いつつ調べると
 どうやらアンドロイドの開発環境を入れなければならないことが分かった。
 開発環境の中にadbコマンドが入ってくるらしいことは分かった。
 
 アンドロイドの開発環境は無料で入れることができると知っていたので、こうなったらやってみようと思いやってみることにした。
(というかやるより他、もう手がない)

 使ったPCはWindows10 64bit SandyBridge Core i7の旧式DELLのノート。XPS15(2011年モデル)なので決して新しいPCではない。
OSはWindows10 64bit

  参考にしたサイト
  ADBコマンドを使えるようにする-Java(JDK)とAndroid SDKのインストールと導入
  http://www.orefolder.net/blog/2016/04/adb-android-sdk/

 1.JAVAをインストールする。
  ここは参考にしたサイトのやり方でうまくいった。

 2.ところが、
  Android SDKのインストールについては、現在は状況が変わったようで
  同じやり方はできなかった(発見できなかった)
 
  そこで統合開発環境のようにみえる、公式のこれを入れればADBも入るに違いないと思い入れることにした。
  Android StudioAndroid の公式 IDE
  https://developer.android.com/studio/index.html

  下のほうにスクロールして
      android-studio-bundle-145.3537739-windows.exe
    Android SDK を含む(推奨)
  をインストールした。

  インストール後にupdateが始まり、きっといらないんだろうなと思いつつ
  こういうのは途中でやめるとよくないに違いないと思い
  最後までやった。

  インストール途中にインストール先がでていたのでコピペしたのがこちら

  C:\Program Files\Android\Android Studio
  
  C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Android\sdk

  インストール後に調べると、ここに目的のadb.exeがあった。

  C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Android\sdk\platform-tools

  参考にしたサイトにもあるけどパスを通す必要がある。
  
  ADBコマンドを使えるようにする-Java(JDK)とAndroid SDKのインストールと導入
  http://www.orefolder.net/blog/2016/04/adb-android-sdk/
  下のほうにある
  パスを通す
  を参考にした。

   公式からあらかじめダウンロードした
  Download
  Device OnePlus 3T
  Version 3.5.4
  Update time 2016-12-19
  File size 1.49 GB
  MD5 hash e323058270e16671532412e0f1d1b882

  は任意のフォルダ c:\opに保管してあったので
  コマンドプロンプト(管理者)を起動して。
  c:\opに移動して試しにadbと入力したところ、今度はコマンドを認識してくれた
  再起動は不要だった。

    そして実行
  adb sideload 長いファイル名をコピペする
  今度はきちんどコマンドを受け入れてくれて送信を始めることができた。

 

P_20170221_055500
P_20170221_055551
P_20170221_060446
P_20170221_060612

 

  そしてやがて100%送信完了。
  自動的に再起動して、ブートの画面から進み。
  やがてエラー表示のようなものがでて、再起動

  スマホをPCにつなげたままだったのでやばいと思い、引き抜き
  
  スマホ自体は再起動してアンドロイドの初期設定画面となった。
  今度は見慣れた言語設定やWifi設定を設定していき

  やっと復活した!

  *今回の反省から
   絶対に輸入スマホ(google以外)のOS Updateはやらずにそのままで使っていこうと思った!!

というわけで、波乱満ちた新スマホの船出でした...

その後はアプリもインストールできY!mobileのSIMも問題なく認識して無事に使えてます。っていうか快適すぎる。


  っていうか落ちついた今考えると。公式にファームウェア公開されてadbが必要なやり方がのっているというのもなんかすごい。