[実験]時計・周波数カウンター | Wrairack BLOG

[実験]時計・周波数カウンター

LRCKとMCLKを計測することにしたが、計測するには計測器が必要となる。
安価に手軽に測定する方法をいろいろ悩んだ末にだした結論は
aitendoから出ている「時計・ラジオ周波数カウンター(V2) [AKIT-3610V2]」を購入して組み立てることにした。






こちらで購入できる。
http://www.aitendo.com/product/9748

値段は1,280 円
2014年8月18日時点での値段。
値段は変動する可能性があるので注意!

仕様機能を引用すると
時計・周波数カウンタードライバ[CD3610D] とラジオ表示器用LCD[HD18253T]を使った時計・周波数カウンターキット
、部品1式、、基板付き、部品を基板に半田付けして使用する、
詳細マニュアルがついていないので回路図と基板パターンを見ながら作成できる方にお勧め、
電源は別途ご用意ください、時計と周波数カンターの切り替えはDIPスピッチで行う、

主な機能:
(1)時計:AM/PMの12時間表示、時・分の時計校正、お知らせタイマー設定、
(2)周波数カウンター:FM/AM/MW/SW/LWの表示(DIPスイッチで切り替え)、表示周波数範囲の設定、
IF70Kの設定、入力信号:0.3Vp-p、10.7MHz/70KHz、455KHz、動作電源:3-3.3V、
電源と入力信号の接続:5.08mmピッチ端子台、回路図、表記価格:1セット

外部との接続はターミナルポスト


SOPの半田付けが必要(ここは要注意箇所)


このキットについて、作った人がいないか調べてみた。
そこで分かったことは、このキットは周波数をそのままずばり表示するのではなく
中間周波数
AMでは455kHzを引いた値
FMでは10.7MHzを引いた値
が表示されることが分かった。
なるほど「時計・ラジオ周波数カウンター」とはこのことかと思った。

液晶にそのものずばりの値が表示されなくても計算して求めればよいだけだであるので問題なしと判断した。

ただし今回、測定したいのは
LRCK 44.1kHz~192kHz
MCLK 8MHz~50MHzくらいの間

仕様を見ると
8.表示範囲の設定:Lレベル固定、(FM)11MHz-149.9MHz(STEP=100KHz、レート:10KHz)、(AM)500KHz-29.99MHz(STEP=10KHz、レート:1KHz)

測定周波数とずれている。
測定できない可能性もあるが、だめな時は諦めようと思い。試してみることにした。

購入して組み立ててみることにした。
組み立てたのがこちら
悩んだ末に、コルクボードに突き刺しているが、正直これはお勧めできない。
何かケースに入れて動かした方がいい。
短時間の実験で実験完了後はすぐにACアダプタを抜くということを前提にコルクボードを使った。この使い方で壊れても諦めることにした。

freq 013
freq 013 posted by (C)wrairack

久しぶりに半田付けしたが、汚いとはいえ動作することができた。
freq 016
freq 016 posted by (C)wrairack

結論を書くと
LRCK 44.1kHz~192kHz
MCLK 8MHz~50MHzくらいの間
はこのキットで測定することができた