備蓄米残り10万トン 小泉進次郎は今年の米が不作になったらどうするのか?
東日本大震災の時で備蓄米4万トン使用したので、10万トンあれば大丈夫!
みたいなことを主張していた小泉進次郎だが、今年の米生産が不作になった場合まで考慮しているのだろうか??
雨が降らなければならない6月中旬でこの晴天と猛暑。
NHK NEWS WEB 「【猛暑】コメ生育に心配の声 使い始めのエアコン火災にも注意」
今後の気象状況など予測できないだろうに、米が豊作になる前提で備蓄米残り10万トンまで放出したのでは?
2023年も農水省の想定では豊作だが、実態は猛暑により不作だと米生産をしている農家は言っている。
2023年の猛暑で不作なら、今年の猛暑でも不作になる可能性が高いわけだ。
なのに備蓄米残り10万トン。
本来、政府が想定しなければならない事態として、
第一段階として、今年の米が不作になった場合。
第二段階として、今年の米が不作なうえに南海トラフ巨大地震が発生した場合。
第三段階として、今年の米が不作なうえに南海トラフ巨大地震が発生し、その混乱に乗じて中国が台湾侵攻を開始した場合。
などなど、様々な状況を想定しておくべきだろうに、危機管理として想定しているようには見えない。
東日本大震災で備蓄米4万トンを要したのなら、南海トラフ巨大地震が発生しようものならその10倍、20倍の備蓄米は必要になるだろう。
人口だけを見ても東日本大震災の被災地よりも多いことは明白で、1000万人前後の避難者が想定されているはず。
そこまで考えているのか疑問。
さらに、大災害の混乱に乗じて中国が台湾侵攻しようものなら、東シナ海、南シナ海の航行は不可となり、海上輸送は困難となる。
米や原油を輸入しようにもままならない事態も想定できる。
国内の備蓄米がほぼゼロ状態で、今年不作となり、大災害が発生し、その混乱に乗じて台湾有事となれば、日本は食糧の輸入もできなくなり、国民は餓死!という最悪のシナリオも想定するのが政府の使命だろうに。
今年不作になることすら想定していない様子。
頭の中お花畑では、いつしか国民の命が失われることになる!
目先の米価格、目先の参院選、目先の総裁選しか見えていないようでは日本国民の生命と財産は守れまい。