農水省はなぜ米を増産し海外へ売り込む努力をしなかったのか?
減反、減反で日本国民が食べる分ギリギリしか生産せず、不作になれば即影響を受ける状態にし、そのうえ外国人観光客を年間3700万人も受け入れる。
日本国民の主食である米をこれほど不安定な状態にしたのは明らかに農水省だ。
そんな農水省の江藤拓大臣が偉そうにほざいている!
読売新聞 「『主食を海外に頼る体制、国益なのか』…政府検討の『米国産のコメ輸入拡大』に江藤農相が警戒感」
江藤農相は22日の閣議後記者会見で、「主食であるコメを海外に頼る体制を築くことが国益なのかは、国民全体として考えてもらいたい」と警戒感を示した。
「主食であるコメを海外に頼る体制を築くことが国益なのかは、国民全体として考えてもらいたい」?
は!?、主食である米を海外に頼らざるを得ない状態にしたのは誰だよ!
減反で国民が食べる量ギリギリしか生産させず、米の増産もせずに外国人観光客を年間3700万人も招いたのは農水省と政府だろ!
私が政府なら、主食を海外に頼らぬよう米は余るほど生産するようにし、国内にはいつも通りの安定した価格で流通させ、余った米は付加価値を高め海外に輸出、その利益は農家にしっかり還元させる!
その体制を築いてこなかった農水省の失態が今の状況なのでは?
今まで何してた?
農水省の本省だけでも職員5千人ほどいるらしいじゃないか。
3千人ほどを耕作放棄地での米作りに従事させてはどうか?
その方がよほど国益になるし、新たな財源にもなる!
国民から取るだけが財源ではない!
農水省自ら訪日外国人による米の消費量を想定していたくせに、なぜ、米の増産に取り組まなかったのか?
NHK NEWS WEB 「訪日外国人が消費するコメの量 去年比30%余増の見通し 農水省」
普通に考えて、外国人観光客が日本に来れば日本食を食べる。
しかも、外国人観光客は日本人の旅行とは違い滞在日数が長い!
短くても1週間ほど、長ければ1か月だろう。
それに旅行となればいつもより食が進んだりしません?
普段は朝食を食べない人が旅館の朝食はしっかりとおかわりまでするとか。
さらに、日本人よりも体の大きい人が多いのだから食べる量も多いと思うのだが、農水省の試算は・・・
訪日外国人が去年より30%余り増えると仮定したうえで平均的な滞在日数にあたる9泊10日の期間中、1日に2回程度、1食当たり茶わん1杯分に当たる78グラムのコメを食べるという想定で計算したということです。
体の大きい外国人が1食茶碗1杯?、回転ずしでちょこっと8貫食べただけで満腹?
私の試算だと円安もあり滞在日数は増加傾向と考え平均滞在日数を12泊、滞在期間中の食事回数を36回とし、18回~24回は米食、1食当たり150グラムの米を食べるという想定で計算。
1人2700~3600グラム、間をとって3000グラム。
2024年訪日外国人観光客数が3,687万人。
で計算すると年間11万トン。
2025年は2024年より30%増の訪日外国人観光客数だとすると、14万~15万トンの米が消費されることになる。
農水省は・・・
農林水産省の試算によりますと、ことし日本を訪れる外国人が消費するコメの量は7万トンで、去年より1万8000トン、率にして34%増えるとしています。
去年の想定が5万2000トンで、2025年の想定が7万トンだとさ。
私の試算の半分だ。
農水省の試算で大丈夫?
そのうえ呑気に構えている様子
一方、農林水産省はこれまでに国内の主食用のコメの需要量について、ことし7月からの1年間で合わせて663万トンと、前の1年間より11万トン減少するという見通しを示しています。
さらに、ことしのコメの生産量は作付面積をもとにした単純計算で去年より10万トンから12万トンほど増えるという試算もあります。
このため農林水産省は現時点でインバウンド消費の増加が国内のコメの需給全体に与える影響は小さいとしています
米の需要が11万トン減り、作付面積による単純計算で10万トンから12万トン生産量が増えるからトントンで問題ないって??
需要が11万トン減少?
外国人観光客が1食茶碗1杯で想定していて需要を正しく見積もれているのか??
作付面積だけで生産量が10万トンから12万トン増える想定?
天候不良で不作になったらどうするの??
そもそも、農水省が米の生産量と需要を正しく把握しておらず、生産と販売を管理しきれていないことから今回の事態に至っているのでは?
アホか!
私の試算の15万トン消費されようものならそれだけで不足状態になるうえに、今年の米が不作になろうものなら確実に数十万トンの不足になる。
日本の主食がこんなギリギリ状態、不安定状態でいいのか!という話だよ!!
主食なのだから、想定以上の訪日外国人観光客数になっても、想定以上の不作になっても影響を受けないほどの生産量にしておくべきなのでは?
やはり、毎年数十万トン余るほど生産しておいて、余った分は付加価値を高め海外に輸出!
その利益は農家にしっかり還元!
この状態をしっかりと整えるべきだ!
農水省はそのために働くべきであり、そうしないのであれば職員は耕作放棄地へ出向いて米を作れ!
農水省職員が米作りの大変さを身をもって経験すれば主食の維持の大変さを知り、その米を如何に高く海外に売り込むかを真剣に考えるきっかけにもなり、米の増産にもなれば、その方がよほど日本の国益となる!
霞が関の省内での手続きや事務作業などAIにでも任せて、余った職員で米作り!
主食の維持管理、農家への利益還元をほったらかしにしていた責任を取れ!