いつものブログ記事とは全く違う内容
ただ、ふと思ったこと
パソコンでもスマートフォンでも閲覧しやすい?レスポンシブデザイン
私は普段パソコン中心でWEBサイトを閲覧している。
旅行の計画を立てる際にもパソコンの大きな画面でGoogleマップを見ながらルートや立ち寄り地を考える。
指先でちまちまといじくらないと閲覧できないスマートフォンではとてもやる気にならない。
当然、立ち寄り地や宿の情報もパソコンで見るのだが、その際はパソコン用のWEBサイトが表示される。
メニューボタンがずらりと並び、一見してどこに何があるのかがわかる。
いざ旅行へ出発すると、出先ではスマートフォンでWEBサイトを見ることになる。
Googleマップはちまちまといじくりながら見ることとなり、立ち寄り地や宿のサイトはスマートフォン用のレイアウトにされた状態で見ることになる。
パソコン用のWEBサイトの表示とスマートフォン用のWEBサイトの表示が画面サイズに合わせてがらりと変わるのがレスポンシブデザインだ。
パソコン画面で見ていたあのページのあの情報にアクセスしようとすると、「パソコン画面で見たあのページのあの辺」という住所ではたどり着けない。
穴のような狭い画面から覗き見るかのようにして探さねばならない。
なんとかページに辿りついてもズラズラ―とスクロールさせないと目的の部分に到着できなかったりもする。
実に不便!
レスポンシブによってレイアウトががらりと変わるというのは、住宅街が再開発され、道路も住所も変わるようなもの。
確かあの角を曲がって3軒目というパソコンで見ていたい時の感覚は通用しない。
かと言って、スマートフォン用に再開発された住所も知らないので探りながら目的地へ向かうしかない。
これは普段スマートフォンで見ている人がパソコン用の表示を見たときにも同じ状態になるのではなかろうか?
スマートフォンで何となく見ていたあの情報、入口はどこだっけ?みたいな。
だとしたら、レスポンシブデザインはどちらにとっても便利ではなく、結局、どちらかに偏ったうえでの便利さでしかない。
普段パソコン中心の人はスマートフォンでのWEBサイトの閲覧を避け、スマートフォン中心の人はパソコンでWEBサイトを閲覧しなくなる。
レスポンシブデザインはパソコンでもスマートフォンでも見栄えをそれなりにし、一応、同じ情報を得られますよ程度のものでしかない。
人の感覚を考慮せず、見栄えと情報だけ。私の嫌いな上っ面だけのものだ。
パソコン画面でも、スマートフォン画面でも同じ感覚で目的の情報にたどり着けるものにはなっていない。