九州電力はやらせ問題に続き、以前発生した玄海原発4号機のトラブルについて、
誤った手順書による補修作業が原因と発表。
3月11日に発生した東日本大震災で発生した福島第一原発事故以降での相次ぐミスとやらせなどの不正な運営。
どこまで腐っているのだろうか。
ミスを連発するくせに、不正までして原発を稼働させたい理由は何なのか。
結局は利益なのだろう。
物事を考えるときに大切な本質、そもそも論からすると、
ミスを連発している状態でやらせまでして原発を無理に稼働させても、
事故発生率は相当高いものとなる、
原発でひとたび事故が発生すれば、現在の東電同様に周辺住民への補償問題、賠償責任等が発生する。
一気に何兆円もの費用が必要となるわけだ。
九州電力の1年間の収益などでは到底払うことはできない。
つまり、利益など得られない。
しっかりと利益を得たいのならば、まずはミスを無くすことが最低条件。
稼働させたと思ったらミスにより非常停止、また稼働させたかと思ったら非常停止の連続では効率が悪いのではないだろうか?
効率よく発電し収益を得るためでなく、原発事故を起こさないためにもミスはあってはならない、無くすべきもの。
そのために企業努力するのが正しい企業の在り方だが、
どうも電力会社は企業努力を勘違いしている。
やらせをすること、不正を隠すことを企業努力と考えているようです。
そんな体質だからこそ、北海道電力社長も道議会出席を拒否したのでしょう。
何も疾しいことが無いのであれば、ここぞと出席するものですが、北電社長は当初から拒否。
批判が生じたため渋々出席することになりましたが、北電、東電、九電に限ったことではない気がします。
やはり、競争相手のいない独占状態。
不当に電気料金を設定しても、「これが普通ですよ」と言ってしまえば消費者はそうなのかと納得するしかない。
裏ではバカな消費者どもとでも思っているのだろうか。
ぜひぜひ、日本の技術で高効率な太陽光発電システムを開発し、各家庭に普及させていただきたい。
自分の家の屋根だけで自分の家の電気が100%まかなえれば、裏で何を考えているのか疑わしい会社から電気を買う必要がなくなるのですから。
将来は、各家庭で発電、足りない分は自治体で発電、工場で使う電力はその工場で発電というようになると
いいですねぇ。
電力会社は必要なくなる。
電力会社が倒産する時代もあり得るのです。