保育園の待機児童が減少って・・・


これも報道の仕方によってですが、


2万5千人の待機児童が700人ほど減っただけのことを「減少」と表現するのと、「微減」と表現するのとでは


文字から受けるイメージが異なります。



そして、保育園が増設されての減少なのか、無理な受け入れによる減少なのかによっても異なるわけです。



この待機児童問題。


解決方法は「保育園の増設」だけで良いのでしょうか?


物事を考えるときに忘れてはならない「本質」、「そもそも」を考えると



保育園の要望が増加したのは単に女性の社会進出がしやすくなったから?


結婚後も仕事を続けたい女性が増加したのも事実でしょう


でも、それだけではないはず


出産して子どもを預けてでも仕事をしたい人もいれば、しなければならない人も増加しているのではないでしょうか。


つまり、共働きしなければ生活にゆとりがない、子どもの将来のために共働きで貯蓄をしなければならない


そういう家庭が増加しているのも事実。



本来、自分たちの子ども、自分が産んだ子どもを1日の半分近く他人に預けなければならないというのは


どうなのでしょう?


私なら、できるだけ自分で大半の時間を共にして育てたい、色々なことを教えたいと思います。


0歳児から保育園に預けるとなると、その後、1歳、2歳、3歳も当然それが続くでしょう


そして小中学校へと


そう考えると、自分で育てる時間よりも、他人に育てられる時間の方が多くなってしまうのでは・・・


少なくとも、人格が形成される3歳までは自分で育てたいものです。



しかし、それが容易にできない日本。


本当に豊かな国なのでしょうか。