新聞なら一様に信頼度は高いですが、雑誌となるとその雑誌によって信頼度が大きく異なるというのは


私だけではないと思います。



私個人的には信頼度のかなり低い雑誌なのですが、


その中に「群馬、奥多摩の放射能汚染により東京の水が危ない」というような記事がありました。


今さらといった感じです。



3月の原発事故により爆発が数回ありました。


その後に雨が降ると、東京や埼玉の浄水場で放射性物質が多く検出されることが何度かありましたが、


好天が続けば検出量も減り、今では雨が降っても検出されないことがほとんどです。


3月の事故直後は飛散した放射性物質が雨により流されたために浄水場で多く検出されたわけで、


半年以上経った今は、水に流される放射性物質は減り、土壌に吸着した状態だと思われます。


土壌に吸着しているので群馬や奥多摩で平野部よりも放射線量が高めに検出されているわけです。


そして、土壌に吸着されているがために、雨が降っても放射性物質が水に流されることがなく、


川の汚染、浄水場の汚染も減った。



テレビで何度も報じられているように、今回の事故での放射性物質は水よりも土壌に吸着しやすく、


ひまわりでの土壌除染実験でも、土壌からひまわりに放射性物質が吸収されることはほとんど無かったようです。


これは、土壌の除染が大変であるということですが、


逆に、土壌から水への汚染は少ない、土壌から植物、農作物への汚染も少ないということです。



浄水場を運営している自治体のサイトには毎日の放射線量が掲載されています。


信頼度の低い雑誌の情報よりも、現実の計測値を見る方が確かです。