世田谷区の高い放射線量は福島第一原発事故とは無関係のようです。
おそらく、あの状態が何年も前から続いていたのでしょう・・・ 逆に恐ろしい
しかし、あれほどの高い放射線量ではなくとも、関東の各地で高い放射線量は計測されています。
ネット上やテレビでも様々な図が掲載されていますが、
どの図を見ても、放射性物質に汚染された地域はほぼ同じようになっています。
関東北部の山間部や茨城、千葉、東京東部などが汚染されているとわかるでしょう。
逆に、がれき処理の受け入れ元である岩手、宮城の沿岸部は関東ほど汚染されていません。
やはり、被災地のがれきよりも、関東各地のホットスポットを心配した方がよさそうです。
ただ不安という感情論だけでがれき受け入れに反対というのは安易すぎます。
明らかにがれき受け入れによって被害が見込めるのであれば、それを説明すべきですし、
感情論でものを言うのであれば、
「人は持ちつ持たれつ」という感情論を持ち出してもよいのではないでしょうか。
今後30年間にほぼ確実に発生するであろう首都圏直下型地震。
その際に東北の方が快く手を差し伸べてくれると きっと嬉しいし、大変助かると思うのですがねぇ・・・
まぁ、東京都のがれき受け入れに強い反対の意思を示したのは1000件ほどの苦情です。
東京都の人口から考えると大変少ない件数です。
少ない意見も考慮することは必要ですが、その反対意見をいかにも多くの人が反対しているかのように報道するのはいかがなものかと思います。
苦情や反対意見だけ報道され、賛成意見や賛辞はあまり報道されない。
苦情が多いとか、反対意見が多いと報道されると、
それなら私も反対かなぁ~となびく人も出てきます。
マスコミに左右されぬよう、自分の意思をしっかりと持っていないと
悪用されれば戦争賛成と思ってしまうようなことだってあり得るのです。
気を付けましょう。