やはり、国民が公務員のために住居を提供してあげるというのは変である。


そこまでしてあげるほどの恩を国民は感じているのでしょうか?


そこまでしてあげたくなるほど国民のために働いてくれているのでしょうか?



報道でも言っていましたが、


国が公務員のために住居を提供するなど、ほかの国ではないそうです。


あるとしても、中央官庁勤務で、緊急時に即座に出勤し対応しなければならない職員向けの住居くらいでしょう。



家を失い、職を失い、当然、給料もゼロという被災者には長屋のような粗末な住居で、さらに2年ほどで退去させるというのに


職を失うこともなく、給料も大きく減額されることもない公務員のために高層マンションのような住居を提供するというのは「変」でしょう。




公務員は国のために働いているからという理由は通用しません。


民間企業の人たちも国のために働いているに等しいのですから。


国のために税金を納めているのだから、公務員宿舎みたいな住居を私たちにも提供してくださいよ~


民間の半額ほどで住める住居を




ちなみに私も公務員でしたが、寮は廃止されていました。


私の職場では、終電以降まで仕事したり、徹夜作業したり、休日出勤したり、早朝から出勤したり、休日でも朝、夜問わず呼び出されたりしていましたが、


それでも1時間かけて出勤していました。


タクシーチケットなんぞも無かったので、深夜まで残業したらそのまま翌日まで勤務するか、予め車で出勤し自腹で駐車場料金を払うかしていました。



公務員にも色々ありまして、


仕事量もほどほどで、給料もまあまあとなる、地方の中核都市レベルが勤務環境と給料との兼ね合いで一番良いのではないでしょうか。


過疎の自治体だと職員の人数が少なくて仕事量が増えることもあり、財政状況も良くないので給料も若干低めでは。


23区だと、仕事量が多い割に、給料は地方の中核都市とあまり変わらない。


霞が関の国家公務員と同様に都心に通勤するわけですが、公務員宿舎なんぞありませんし・・・


各自治体の1階窓口を見るとわかると思います。


23区の窓口では当然茶を飲む時間などありません。休憩もままならない。


私は窓口ではありませんでしたが、朝7時半に出勤して夕方5時になるまで、1回もトイレに行かず、お茶も飲まず、昼飯も抜きという日が週に何日かはあり、


さらに残業して帰宅が0時過ぎなんていうこともよくありました。



お茶を飲みながら笑い話なんぞしている公務員、朝から深夜までお茶1杯すら飲まずに働く公務員。


自治体や部署によって大きく異なる面も公務員にはあります。



朝から深夜までお茶1杯も飲まずに働いていたとしても、公務員宿舎までは必要ありませんよ。


実際にそうやって働いていた私が言うのだから間違いない!