東京都が被災地のがれきを受け入れることに対し、反対する人たちからの抗議が殺到しているという報道がありました。
殺到って・・・ 東京都の人口が1000万人として、数百万人からの抗議?それとも数万人?数千人でしょうか?
と思ってしまいますが、
電話での抗議が約150件、メールでの抗議が約40件と書かれていました。
殺到って言うほどではないと思うのですが・・・
「抗議が殺到」などと書かれると、「ほほ~、そんなに多くの人が反対しているのかぁ」と思い、
「それなら自分も反対かなぁ」と考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
マスコミの報道なんていい加減なものです。
そもそも、反対する理由はなんなのでしょう。
放射性物質濃度が・・・などと記事にはありましたが、
下水処理場の汚泥問題もあるとおり、東京都内も他の関東各県も放射性物質に汚染されている状況です。
むしろ、岩手、宮城の方が汚染範囲も狭く、濃度も低いのではないでしょうか。
このような現状において、被災地のがれきに付着している放射性物質を気にするというのは
矛盾と言うか、今さらと言うか、あまり意味のないことに思えてしまいます。
もう一度、汚染範囲の地図を確認してみてはどうかと思います。
今は被災地各県のがれき処理能力が追い付かず、復興への妨げとなっているため、
処理能力のある周辺地域で協力しなければならない時期だと思います。
正しい知識をもとに、今何が優先されるべきかをしっかりと考えるべきです。
被災地からのがれきを気にするならば、自宅の前の側溝などを気にされた方がいいかもしれません。