日本の官庁や企業へのサイバー攻撃。
そのほとんどが中国からのものらしいです。
官庁サイトへの攻撃は柳条湖事件への抗議を理由とした攻撃のようですが、
サイバー攻撃が抗議の手段というのは考え物です。
相手に何かを訴えかけるというより、相手に多大な迷惑、嫌がらせをして損害を与えることがメインのように思えます。
今後もこのようなことが発生するようであれば、中国からの通信をネットワーク上で制限するなどの対策が必要になるでしょう。
もしくは、中国政府も行っているインターネット遮断。
別ルートでの通信を試みるでしょうが、今後、日本以外の国々に対しても同様のことが行われるのであれば、
世界的に中国とのインターネット通信を遮断ということもあり得るのではないでしょうか。
日本と中国は古くから関係のある国です。
日本が中国の文化を積極的に取り入れた時代もありました。
その後、世界情勢や世界経済の変化に伴い戦争へと発展したこともありましたが、
その経緯や実状は両国間において一致していません。
私が日本の教育で教えられたことと、中国の教育で教えられていることは一致していないのです。
このことに対して、どちらが正しい、どちらが悪いなどと安易に結論は出せないでしょう。
それは、両国の政府が少なからず自国に優位なように、そして愛国心を高めるようにという考えのもとに教育を行っているからです。
簡単に言うと、
政府は国民をコントロールしたいわけです、そのために教育をうまく利用して、将来、政府の意のままに動く国民をつくる。
そんな考え方が裏にあるはずです。
真実を把握し、しっかりとした個人の考え方を持つ。
これが重要だと考えます。
そうでなければ、再び戦争へと誘導されかねません。
インターネットはそのために活用したいものです。
国、政府に踊らされることなく、真実、本質をしっかりと見極め、団体の中の一人ではなく、個人の考え、理念を構築する。
国やインターネットなんぞは不確かなものです。
原子爆弾数個で滅ぶ可能性もあり、経済的に破たんすることによっても滅ぶ可能性もあり、
いくつかの通信衛星や海底ケーブルを切断しただけで、インターネットも使用不可になる。
なんとも脆いものに頼り切っている人間。
視野を広げれば、戦争もテロもサイバー攻撃も実に意味のないことだと気付くでしょう。
どれも人間だけの間で発生するもの。
地球がなくなればそんなもの自体もなくなる。なんとも小さいものです。
そんな小さい戦争、テロ、サイバー攻撃で何が生まれるのでしょうか。