最近、環境重視、低燃費重視の自動車ばかりですが、


どれだけ低燃費だとしても、自動車を走らせればガソリンを燃焼させ、二酸化炭素などを排出することに変わりはなく


低燃費だからといって、自動車の使用頻度が高くなれば、結局は以前と同様のガソリン量を使っていたりなんてことにも



例えば、


環境と燃費を考えて軽自動車を購入。


その軽自動車で毎日往復15㎞を通勤したとする。


その軽自動車がガソリン1Lで15㎞走るとすると、1日1L使用、1か月で20~25Lといったとこですか。


休日にその軽自動車で往復300㎞のドライブをしたとする。


そうすると、1か月間に通勤とドライブで40~45Lのガソリンを消費したことになる。



環境と燃費をある程度考えつつも、爽快なドライブをしたいと思いフォレスターを購入。


環境を考え、毎日往復15㎞を自転車通勤したとする。


休日にフォレスターで往復300㎞のドライブをしたとする。


フォレスターはガソリン1Lで9㎞走るとすると、


1か月間に33Lのガソリンを消費したことになる。



どっちがエコなのだろう・・・



いくら低燃費の自動車に乗っていたとしても、自動車に頼り切った生活をしていたり、


燃費に悪い運転方法をしていたら意味のないことになってしまいます。



毎日の通勤は自転車、休日はパワーのある自動車で爽快なドライブを楽しむ!


健康的でエコな生活だと思います。



もっといいのは、低燃費でパワーのある自動車を開発してもらうことですね。




そのもの自体がエコであることも重要ではありますが、結局は使い方が一番重要なのだと思います。




今は環境や燃費を重視するあまり、パワーも無く、楽しさも無い、ただの移動ツールでしかない自動車が増えています。


ただの移動ツール製造会社ならそれでいいですが、


今後、自動車メーカーは「ただの移動ツール製造会社」になるつもりなのでしょうか


また、そういう方向へ向かわせる政策もどうかと


自動車というものが無味乾燥なものになりつつあります。