大手商社の三井物産が、東日本大震災の被災地・宮城、岩手、福島県など

に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する方針を固めたことが6日、

わかった。


年間を通じて風が強い地点には、風力発電装置も併設するという。うち1カ所

は日照条件が比較的良い宮城県東松島市で三井物産と市の間で交渉が進

められている。年内にも着工する見通しで、完成まで数年かかるという。


発電能力は計約10万キロ・ワット規模で、被災地の電力不足を解消すると共

に、雇用の場を提供するなど復興支援にもつながると期待されている。


三井物産はメガソーラー建設を震災前から全国各地検討していたという。