食からみる療法士 No.4 | 輪違弘樹

輪違弘樹

26歳で起業した理学療法士の独り言です。
墨田区で歩行訓練重視のリハビリデイサービスとセラピスト育成事業を主に行っています。


前回は、一定水準されていくと書きました。

療法士の数が増える→サービスを受けれる人が増える。という流れになります。

希少価値をわざと作る!という選択肢もあります。最近では、妖怪ウォッチ。レアカードの枚数を限定的にして販売する方法です。まぁ、少ないので価値は高まります。

昔は、療法士の数が少なかったのでサービスレベルを無視して希少価値のため付加価値として捉えられていました。

しかし、今は昔と違い希少価値では無くなりました。
資格=付加価値の概念は崩れつつあり、かつ日本経済は、右肩上がりの高度経済成長など終わっています。

これからは、技術レベルはあって当たり前な時代です。それプラスαが求められます。

その一つが接遇です。病院や施設でも当たり前のように年に数回はマナー研修などの勉強会が開催されているところもあります。
接遇をあげサービスレベルを向上させる。素晴らしい試みですが、そこまでしなければ生き残れない時代でもある。という裏返しにもなります。

少し話しは逸れますが、僕が学生時代は、アルバイトをした方がいい!とTwitterなどで自論を伝えてるのは、今までの私たちのレイヤーは特殊だったんです。

それには、様々な前提があってのことなんですがその前提は変わりつつあります。

学生時代の比較的に時間がある時にアルバイトを通じて一般的社会システムを学んでおいて将来損をすることなんてないです。

様々な前提が変わりつつあるなか疾患別で2006年よりリハは分類されるようになりました。

今までのリハは、整形、脳卒中中心のリハであって新たに内部障害系が増えました。

もう整形、脳卒中は結構みれる療法士は多いです。内部障害系に比べて歴史がありますからね。
そこがチャンスであり裏を返すと内部障害系をみれる療法士は少ないということです。
これから内部障害系はかなりクローズアップされます。
それは、一般社会の健康への関心とかなり密接に関与しています。

続く