2006年に呼吸リハビリテーションが診療報酬に加わり約8年。
3学会呼吸療法認定士の資格を取得している理学療法士は、9,000人以下です。
理学療法士の有資格者は、10万人を超えていますので1万人以下ということは、10%未満という計算になります。
まず、なんで呼吸リハビリテーションが診療報酬に加わったのかには明確な理由があります。
それは、呼吸器疾患の患者さんが増えたことです。
また、最近では、上肢の運動の有効性などが研究報告されており、他には効率的なADLを遂行するための呼吸法やADL指導が盛んになっている事実も少なからずあります。
その結果、作業療法士も3学会合同呼吸療法認定士の受験対象になりました。
理学療法士にも作業療法士にも絶対に必須なのが<評価>です。
*このセミナーでは、呼吸リハビリテーションを行う新人セラピスト、まだ呼吸機能の評価をした事がないセラピストを対象に行うセミナーです。
評価において大事なポイントは「目で見て、耳で聞いて、手で触って確かめる」が基本となります。その評価の基本をふまえた上で、今回は呼吸機能の評価を中心に行います。視診では、胸郭の動き、全身の呼吸器症状の特徴を目で見るチカラを養い、聴診でその視診で捉えた問題点との気管音、気管支音、肺胞音との関係性をとらえられる耳で聴くチカラを養います。また、ベッドサイドや訪問で使えるフィジカルアセスメントの学習、閉塞性、拘束性の呼吸パターンの違いを学習します。
<<<呼吸リハビリテーションをこれから行う新人セラピストの先生方へ>>>
今回のセミナーでは、職場ではなかなか時間が取れず教えてもらえない呼吸機能の評価の仕方の基本をすべてお伝えします。それをもとに、ここの患者さんの評価が行えるようにするための土台を築き上げる一日です。
<<<呼吸リハビリテーションを行っていない先生方へ>>>
これまで私たちリハビリ職者のスタンダードな舞台は、「整形外科」「中枢神経疾患」が主でした。おそらくこれからもスタンダードであり続ける事は間違いないと思います。しかし、近年の超高齢化社会や環境問題、人口統計、疫学をみてみると呼吸器疾患以外の病気は医療の発展とともに死亡率は急激に減少してきているなかで、唯一増加傾向であるのが呼吸器疾患です。これらの推移を見ればリハビリのスタンダードな舞台に「呼吸器疾患」が入る事は必然です。そうなったときのための準備を今から、今の患者さんの評価から呼吸機能評価をROM-tと同じくらい頻繁に行う事をお勧めいたします。
【プログラム】
・視診
・聴診
・打診
・触診(呼吸補助筋)
【持ち物】
聴診器
ヨガマット(または大きめのバスタオル)
東京会場 平成26年9月6日(土)
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大阪会場 平成26年9月20日(土)
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福岡会場 平成26年10月25日(土)
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新潟会場 平成26年10月12日(日)
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定員:30名
受講料:12,000円
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