ども、Weです。
12では守備AIの質の向上と、守備操作の変更に伴って、ボタン押しっぱなしによる守備の崩壊が起こりにくくなったわけですが、逆に「ボールを奪う」ための守備が難しくなりました。
特に、単独プレスによりボールを奪うのは非常に困難です。
(そもそもゲーム的に単独プレスのボール奪取が簡単だったことが問題だったと思いますが)
そうなると、組織的にボールを奪うことを考えていかねばなりません。
組織的にボールを奪うということをテーマに、何回か記事を書いていきたいと思います。
まず、今日テーマにするのは「守備ブロックを押し上げるタイミング」です。
「ゴールを守る」ことを目指すのであれば、じっくり引いて守り、相手のミスを待てばよいですね。
しかし、「ボールを奪う」ことをテーマにするならば、前に前にプレッシャーをかける必要があります。
そのために必要なのが、「守備ブロックの押し上げ」です。
FIFA12上では、十字キーで↑↑と押すと、「オフサイドトラップ」を発動できますが、皆さんこのオフサイドトラップ、どのように使ってますか?
オフサイドをとるつもりで使っているのであれば、多くの人はうまく使えてないと思います。
「オフサイドをとる」ということは、ボールホルダーの前方が空いていて、「DFラインの裏にスルーパスが出る」ということ。
そこにラインを上げるとなると、抜ければ決定的な得点の機会を与えてしまうことになります。
ボールホルダーが「前を向いてボールを持てる状況」においては、裏へのケアを最優先にする必要があります。
リスクを負わないためには「DFラインを下げて裏をとられない」ことが重要です。
ラインを下げてばかりでは、ボールを奪う守備はできません。
ボールを奪う守備をするためには、「ボールホルダーの縦方向を切る」必要があります。
もっと言えば、「ボールホルダーに後ろを向かせる」ことができれば、「DFラインを上げる」ことができます。
下の動画をごらんください。
栃木SCと浦和レッズのゲームです。
当然実力差もありますので、栃木SCはしっかり守るために引いて守備をしています。
0:20ごろからのシーンを振り返ってみましょう。

サイドのタッチライン際でレッズのRBボールを受けますが、栃木のLMの速いアプローチにより、RBが後方へ切り返します。
そのとき、LMは前を向かせないように背後からプレッシャーをかけていきます。
このとき、LSがRBを挟みにいくのですが、ボールを奪うことはできずにレッズがまた攻撃を組み立て直すことになります。
さて、RBが後方に切り返した後、LMがプレッシャーをかけましたが、この状況下においては、栃木DFラインの後方へのパスが出る可能性は極めて低いですね。
ここでDFラインやMFライン、いわゆる「守備ブロックを押し上げる」ことにより、次にパスを受けるであろうレッズの後方の選手へ、さらにプレッシャーを掛け続けて、ミスを誘うなどしてボールを奪うことができます。
実際のこのゲームでは、栃木のチームとしての守備戦術で、引いて守るのを優先したのでしょう。
DFラインを少し上げて整える程度で、深追いはしませんでしたね。
しかし、0:40すぎの下の画像のシーンでは

栃木のRCMのタックルのこぼれ玉を拾ったレッズLMが後方を向かされ、逆サイドへ長いパスを出したところで、狙っていた栃木LMにパスカットされています。
バルセロナのような、追い込んでいく守備をするチームならば、0:20あたりの状況で、もっとボールサイドに人数をかけて、次のパスの出先に常にプレッシャーを掛け続けます。
プレッシャーが掛かっている間は、タイミングを見計らって裏へのパスを狙うことはまずできないですから、どんどん守備を押し上げていけるという訳です。
これをFIFA上でやるのが難しいですがw
縦を切った状態でプレッシャーをかけて、後ろを向かせてラインを↑↑で上げるというのが大事ですね。
場合によっては、手動での選手操作はあまりせず、そういう状況になったときにラインアップしていくだけでもいいかもしれません。
自分は状況によっては、右手で十字キーを押したりしていますよw
L2+左スティック操作しながら、コースを切りつつオフサイドトラップを掛けられるので。
ということで「守備の押し上げ」、ぜひ使ってみてください。
12では守備AIの質の向上と、守備操作の変更に伴って、ボタン押しっぱなしによる守備の崩壊が起こりにくくなったわけですが、逆に「ボールを奪う」ための守備が難しくなりました。
特に、単独プレスによりボールを奪うのは非常に困難です。
(そもそもゲーム的に単独プレスのボール奪取が簡単だったことが問題だったと思いますが)
そうなると、組織的にボールを奪うことを考えていかねばなりません。
組織的にボールを奪うということをテーマに、何回か記事を書いていきたいと思います。
まず、今日テーマにするのは「守備ブロックを押し上げるタイミング」です。
「ゴールを守る」ことを目指すのであれば、じっくり引いて守り、相手のミスを待てばよいですね。
しかし、「ボールを奪う」ことをテーマにするならば、前に前にプレッシャーをかける必要があります。
そのために必要なのが、「守備ブロックの押し上げ」です。
FIFA12上では、十字キーで↑↑と押すと、「オフサイドトラップ」を発動できますが、皆さんこのオフサイドトラップ、どのように使ってますか?
オフサイドをとるつもりで使っているのであれば、多くの人はうまく使えてないと思います。
「オフサイドをとる」ということは、ボールホルダーの前方が空いていて、「DFラインの裏にスルーパスが出る」ということ。
そこにラインを上げるとなると、抜ければ決定的な得点の機会を与えてしまうことになります。
ボールホルダーが「前を向いてボールを持てる状況」においては、裏へのケアを最優先にする必要があります。
リスクを負わないためには「DFラインを下げて裏をとられない」ことが重要です。
ラインを下げてばかりでは、ボールを奪う守備はできません。
ボールを奪う守備をするためには、「ボールホルダーの縦方向を切る」必要があります。
もっと言えば、「ボールホルダーに後ろを向かせる」ことができれば、「DFラインを上げる」ことができます。
下の動画をごらんください。
栃木SCと浦和レッズのゲームです。
当然実力差もありますので、栃木SCはしっかり守るために引いて守備をしています。
0:20ごろからのシーンを振り返ってみましょう。

サイドのタッチライン際でレッズのRBボールを受けますが、栃木のLMの速いアプローチにより、RBが後方へ切り返します。
そのとき、LMは前を向かせないように背後からプレッシャーをかけていきます。
このとき、LSがRBを挟みにいくのですが、ボールを奪うことはできずにレッズがまた攻撃を組み立て直すことになります。
さて、RBが後方に切り返した後、LMがプレッシャーをかけましたが、この状況下においては、栃木DFラインの後方へのパスが出る可能性は極めて低いですね。
ここでDFラインやMFライン、いわゆる「守備ブロックを押し上げる」ことにより、次にパスを受けるであろうレッズの後方の選手へ、さらにプレッシャーを掛け続けて、ミスを誘うなどしてボールを奪うことができます。
実際のこのゲームでは、栃木のチームとしての守備戦術で、引いて守るのを優先したのでしょう。
DFラインを少し上げて整える程度で、深追いはしませんでしたね。
しかし、0:40すぎの下の画像のシーンでは

栃木のRCMのタックルのこぼれ玉を拾ったレッズLMが後方を向かされ、逆サイドへ長いパスを出したところで、狙っていた栃木LMにパスカットされています。
バルセロナのような、追い込んでいく守備をするチームならば、0:20あたりの状況で、もっとボールサイドに人数をかけて、次のパスの出先に常にプレッシャーを掛け続けます。
プレッシャーが掛かっている間は、タイミングを見計らって裏へのパスを狙うことはまずできないですから、どんどん守備を押し上げていけるという訳です。
これをFIFA上でやるのが難しいですがw
縦を切った状態でプレッシャーをかけて、後ろを向かせてラインを↑↑で上げるというのが大事ですね。
場合によっては、手動での選手操作はあまりせず、そういう状況になったときにラインアップしていくだけでもいいかもしれません。
自分は状況によっては、右手で十字キーを押したりしていますよw
L2+左スティック操作しながら、コースを切りつつオフサイドトラップを掛けられるので。
ということで「守備の押し上げ」、ぜひ使ってみてください。