3月5日からの検査入院は5日間で終了。
再入院(手術)までは2週間あまりの時間がある。
この間に保険等の手続き、仕事、家のこと、あと大好きなカレーのお店に行けるだけ行く!(術後しばらくは食べ歩きなんて出来ないだろうから)、、やらなければならないこと、やりたいことがいっぱい!!
まずは退院翌日に前から一度行ってみたかったカレー屋さんに家族とランチ。お目当てのお店が休業日だったりで、あちこちウロウロしながらやっとたどり着いた先のカレーは美しい!旨い!ボリューミー!ああ大満足!!
「はあ~美味しかったね~」と、パンパンのお腹をさすりながら車に乗り込んだその時、、、あれ、なんか喉がイガイガしてきた、、、、??
この時期。
我が地の3月は雪融けが進みようやく冬が終わる頃。
最高気温はまだ一桁台。小雪ちらつく季節の変わり目だ。
車の排ガスにより真っ黒になった残雪。
道路の滑り止めとして撒かれた砂がジャリジャリ。
中国からの黄砂、PM2.5、飛び始めたハンノキ花粉、、、。
1年のうちで一番埃っぽく空気がよどんでいる。
そう。喘息患者にとっては一番「危ない」時期
そのことは分っているつもりだったけれど、一時退院で開放感に包まれていた私は、うっかりそれへの対処を怠ってしまっていた。
慌てていつもの呼吸器科へ。
大量のお薬を持ち帰り「これがあれば入院までなんとかなるはず」とタカをくくるが、、後の祭り。
次第に痰がからみ、喉のイガイガは酷くなり、咳も出始める。
おまけにこの期に及んで胸の違和感も気になり始める。
実はもう何年も前から脇の下にしこりのようなものが出来ていて、4年前の乳がん検診では「癌ではないですよ、でも1年に1回は検診してくださいね」と言われたのだが、それ以降気にはなりながらも受けてはいなかったのだ。
「なんか変、おかしい気がする、もしかして乳がんも併発??だとしたら、髄膜腫よりガンの治療の方が先じゃない??」
考えれば考えるほど悪い方へと思考が傾いてゆく。
不安がぐんぐん大きくなる。眠れない。
ええい!!
このままうだうだ考えていても仕方ない!!
乳がん検診に行くぞ行くぞ行くぞぉぉぉー!!!!!
意を決し、何時間でも待つ覚悟で、市内一番人気の乳腺クリニックへ。
胸をつかまれ、挟まれ、グリグリされ、痛いやら怖いやら涙ちょちょ切れながら検査終了。
結果は、、、、、
「うん、大丈夫。なんともないですよ」
やったぁー!!!!!
これで、髄膜腫の手術へ心おきなく進める!!
と安心したのものの、肝心の喘息は一向に快方に向かう気配無し。
喉のイガイガ、ゼロゼロ、コンコン、、眠れない夜は続く。
またもや呼吸器科へ駆け込む。
「全然治らないんです!」と訴え、強引に違うお薬を出してもらう。
更に喉を労るべく24時間マスクを装着(高機能の隙間なしマスク!)。使い捨てタイプをじゃんじゃん替えまくる。
汚れた空気をまとっていてはイカン!と、帰宅後は頭と顔をザブンと洗い、洋服も全部着替えてすぐ洗濯。
どうせ入院するんだから洗髪しやすいように!とセミロングをショートにバッサリ。
そのうちマスクしてればよく分らん!顔も洗いやすいように!と毎日ノーメイク。
女子力ぐんぐん低下(いーのいーの、そのうち頭もバッサリ手術しちゃうんだし、、と半ばヤケ気味)
「喘息が出たら手術出来ませんよ」
頭の中で主治医の言った言葉がぐーるぐる。
気管支が炎症を起こしている状態の今、、、気管挿管なんてしたら、大変なことにならない??
「やばいやばい、なんとしても治さねば。、、、、!!」
とうとうノイローゼ状態
手術のことを考えただけで動悸が速くなる。
苦しい、、イガイガ、ゼロゼロ、コンコン、、、。
入院前日。不安はピークに達してしまう。
「ダメだ。やっぱり主治医に今の状態を伝えよう。判断を仰ごう。」
”すみません、実は体調を崩してしまいました、今の私の状態は、、、、” メールを送りました。
すると主治医からは
「体調が万全でなければ手術は延期しましょう。
急ぐ必要はありません。
体調が良くなれば、メールでご連絡ください。
入院可能な日程を相談しましょう。」
ふーーーーーーーーー。
体中のチカラが一気に抜けた、、、、、。
途端に動悸が治まり、息がしやすくなる(オイ!)
結局。
体調が整うまでなんとその後1ヶ月もかかってしまっただよー
ようやく5月の連休明けに手術再決定!
しかし再入院までの間に、また違う痛みが発生(またかよー笑)
お腹痛い、、、大腸が痛い、、ご飯食べられない、、、
「なんか変、おかしい気がする、もしかして大腸がんも併発??だとしたら、髄膜腫よりガンの治療の方が先じゃない??」
考えれば考えるほど悪い方へと思考が傾いてゆく。
またもや不安がぐんぐん大きくなる。眠れない。
ええい!!
このままうだうだ考えていても仕方ない!!
大腸の診察に行くぞ行くぞ行くぞぉぉぉー!!!!!
意を決し、胃カメラ検査でいつもお世話になっている(ここ数年毎年受けています 笑)消化器内科クリニックへ。
実は連休明けに髄膜腫の手術の予定が、、と言うと「じゃあその前に大腸の内視鏡検査しちゃいましょ。」と。
翌日。
自宅で検査の下準備を済ませ(腸の中カラッポ!笑)いざクリニックへ! 初のお尻からカメラがこんにちは!笑。
羞恥心かなぐり捨て、なすがまま、されるがまま、、、。
結果は、、、、、
「うん、大丈夫。なんともないですよ」
やったぁー!!!!!
これで、髄膜腫の手術へ心おきなく進める!!
事前に「もし小さなポリープがあれば、その場で焼き切っちゃいますからね」と、簡単な手術に対する同意書も書いていたのだけれど、そういうものも見当たらなかったとのこと。
はあああああああ。
これって、完全にストレスからだよね???
ホント、なんなんだ、私の体はなんなんだ!!
とにもかくにも
喘息は治まり
乳ガン、大腸ガンの不安も消え、、、、、
やっと!!
手術が出来る!!
もう、ドタキャンはしないぞ!