ドタキャン。 | 髄膜種との日々。

髄膜種との日々。

2013年脳腫瘍(右前頭円蓋部髄膜腫)が判明。
5年の経過観察の後 2018年5月に開頭手術を受け腫瘍を全摘出しました。
病理検査結果は
線維性髄膜腫 ステージ1(良性)
MIB-1 8%
3~4年後に再発の恐れありとのこと。
まだまだ髄膜腫との日々は続きそうです、、、。

 

3月5日からの検査入院は5日間で終了。

再入院(手術)までは2週間あまりの時間がある。

 

この間に保険等の手続き、仕事、家のこと、あと大好きなカレーのお店に行けるだけ行く!(術後しばらくは食べ歩きなんて出来ないだろうから)、、やらなければならないこと、やりたいことがいっぱい!!

 

まずは退院翌日に前から一度行ってみたかったカレー屋さんに家族とランチ。お目当てのお店が休業日だったりで、あちこちウロウロしながらやっとたどり着いた先のカレーは美しい!旨い!ボリューミー!ああ大満足!!

 

「はあ~美味しかったね~」と、パンパンのお腹をさすりながら車に乗り込んだその時、、、あれ、なんか喉がイガイガしてきた、、、、??

 

 

この時期。

我が地の3月は雪融けが進みようやく冬が終わる頃。

最高気温はまだ一桁台。小雪ちらつく季節の変わり目だ。

 

車の排ガスにより真っ黒になった残雪。

道路の滑り止めとして撒かれた砂がジャリジャリ。

中国からの黄砂、PM2.5、飛び始めたハンノキ花粉、、、。

1年のうちで一番埃っぽく空気がよどんでいる。

 

そう。喘息患者にとっては一番「危ない」時期滝汗

そのことは分っているつもりだったけれど、一時退院で開放感に包まれていた私は、うっかりそれへの対処を怠ってしまっていた。

 

慌てていつもの呼吸器科へ。

大量のお薬を持ち帰り「これがあれば入院までなんとかなるはず」とタカをくくるが、、後の祭り。

次第に痰がからみ、喉のイガイガは酷くなり、咳も出始める。

 

おまけにこの期に及んで胸の違和感も気になり始める。

実はもう何年も前から脇の下にしこりのようなものが出来ていて、4年前の乳がん検診では「癌ではないですよ、でも1年に1回は検診してくださいね」と言われたのだが、それ以降気にはなりながらも受けてはいなかったのだ。

 

「なんか変、おかしい気がする、もしかして乳がんも併発??だとしたら、髄膜腫よりガンの治療の方が先じゃない??」

考えれば考えるほど悪い方へと思考が傾いてゆく。

不安がぐんぐん大きくなる。眠れない。

 

ええい!!

このままうだうだ考えていても仕方ない!!

乳がん検診に行くぞ行くぞ行くぞぉぉぉー!!!!!

 

意を決し、何時間でも待つ覚悟で、市内一番人気の乳腺クリニックへ。

胸をつかまれ、挟まれ、グリグリされ、痛いやら怖いやら涙ちょちょ切れながら検査終了。

結果は、、、、、

 

「うん、大丈夫。なんともないですよ」

 

やったぁー!!!!!笑い泣き

これで、髄膜腫の手術へ心おきなく進める!!照れ

 

と安心したのものの、肝心の喘息は一向に快方に向かう気配無し。

喉のイガイガ、ゼロゼロ、コンコン、、眠れない夜は続く。

 

またもや呼吸器科へ駆け込む。

「全然治らないんです!」と訴え、強引に違うお薬を出してもらう。

 

更に喉を労るべく24時間マスクを装着(高機能の隙間なしマスク!)。使い捨てタイプをじゃんじゃん替えまくる。

汚れた空気をまとっていてはイカン!と、帰宅後は頭と顔をザブンと洗い、洋服も全部着替えてすぐ洗濯。

 

どうせ入院するんだから洗髪しやすいように!とセミロングをショートにバッサリ。

 

そのうちマスクしてればよく分らん!顔も洗いやすいように!と毎日ノーメイク。

 

女子力ぐんぐん低下(いーのいーの、そのうち頭もバッサリ手術しちゃうんだし、、と半ばヤケ気味ニヤニヤ

 

「喘息が出たら手術出来ませんよ」

頭の中で主治医の言った言葉がぐーるぐる。

 

気管支が炎症を起こしている状態の今、、、気管挿管なんてしたら、大変なことにならない??

「やばいやばい、なんとしても治さねば。、、、、!!」

とうとうノイローゼ状態チーン

 

手術のことを考えただけで動悸が速くなる。

苦しい、、イガイガ、ゼロゼロ、コンコン、、、。

 

入院前日。不安はピークに達してしまう。

「ダメだ。やっぱり主治医に今の状態を伝えよう。判断を仰ごう。」

 

”すみません、実は体調を崩してしまいました、今の私の状態は、、、、” メールを送りました。

 

すると主治医からは

「体調が万全でなければ手術は延期しましょう。

急ぐ必要はありません。

体調が良くなれば、メールでご連絡ください。

入院可能な日程を相談しましょう。」

 

 

ふーーーーーーーーー。

体中のチカラが一気に抜けた、、、、、。

途端に動悸が治まり、息がしやすくなる(オイ!ニヤニヤ

 

結局。

体調が整うまでなんとその後1ヶ月もかかってしまっただよー滝汗

ようやく5月の連休明けに手術再決定!

 

しかし再入院までの間に、また違う痛みが発生(またかよー笑)

お腹痛い、、、大腸が痛い、、ご飯食べられない、、、ニヤニヤ

 

「なんか変、おかしい気がする、もしかして大腸がんも併発??だとしたら、髄膜腫よりガンの治療の方が先じゃない??」

考えれば考えるほど悪い方へと思考が傾いてゆく。

またもや不安がぐんぐん大きくなる。眠れない。

 

ええい!!

このままうだうだ考えていても仕方ない!!

大腸の診察に行くぞ行くぞ行くぞぉぉぉー!!!!!

 

意を決し、胃カメラ検査でいつもお世話になっている(ここ数年毎年受けています 笑)消化器内科クリニックへ。

実は連休明けに髄膜腫の手術の予定が、、と言うと「じゃあその前に大腸の内視鏡検査しちゃいましょ。」と。

 

翌日。

自宅で検査の下準備を済ませ(腸の中カラッポ!笑)いざクリニックへ! 初のお尻からカメラがこんにちは!笑。

羞恥心かなぐり捨て、なすがまま、されるがまま、、、。

 

結果は、、、、、

 

「うん、大丈夫。なんともないですよ」

 

やったぁー!!!!!笑い泣き

これで、髄膜腫の手術へ心おきなく進める!!照れ

 

事前に「もし小さなポリープがあれば、その場で焼き切っちゃいますからね」と、簡単な手術に対する同意書も書いていたのだけれど、そういうものも見当たらなかったとのこと。

 

はあああああああ。

これって、完全にストレスからだよね???

ホント、なんなんだ、私の体はなんなんだ!!滝汗

 

 

とにもかくにも

喘息は治まり

乳ガン、大腸ガンの不安も消え、、、、、

 

やっと!!

手術が出来る!!

 

もう、ドタキャンはしないぞ!爆  笑