その時、XP~7までのウインドウフレームがデザインに
大きく影響している事を感じるのは私だけではないはず。
そして、このウインドウフレームを独自ウインドウにすれば
アプリケーションとしてのデザインの独自性を出す事ができると
感じるのも私だけではないはずです。

1,独自ウインドウの作成方法
さあそこで、方法としては以下のプロパティをWindowコントロールに設定する事になります。
WindowStyle="None"
AllowsTransparency="True"
Background="Transparent"
そして、この上に独自ウインドウスタイルを設定し、機能を持たせれば完成?
と思いきや・・・。
2,問題発生!
XPの動作が異常に重い・・・。何故!

3,原因?
まあ、調べると原因としては、
「レイアード ウィンドウを使用すると、WPF アプリケーションで、コンテンツを四角形以外のウィンドウの画面に描画できます。Windows Vista では、レイアード ウィンドウはハードウェアによって加速されます。Windows XP などのその他のシステムでは、レイアード ウィンドウはハードウェアによる加速を使用せずにソフトウェアで描画されます。」
ということらしいんですね。
(レイアード ウィンドウとは独自ウインドウとイコールと解釈しています。)
※1 ソフトウェアレンダリングとは、
「マシンのグラフィックス カードに依存するハードウェア レンダリングとは対照的に、ソフトウェア レンダリングでは、CPU 上で計算が行われます。また、一般的に、ソフトウェア レンダリングの方が、コンピュータのグラフィックス カードの制限を受けない分、柔軟性があります。しかし、ソフトウェア レンダリングの方が処理に時間がかかります。」
※2 ハードウェアレンダリングとは
「ハードウェア レンダリングは、コンピュータのビデオ カードとそのドライバを使って、ディスク上でイメージをレンダーします。一般的に、ハードウェア レンダリングの方がソフトウェア レンダリングよりも高速ですが、生成するイメージの精度は劣ります。」
単純に、XPだとソフトウェアレンダリングになってしまうから処理に時間がかかる、と。
と、いうことは企業ユースのソフトウェアではXPを外す訳にはいかないので、
WPFだけで独自ウインドウを実装するのは不可、という結論になります。
んなアホな。

でも、itunesとかADOBE系のソフトウェアはXPでも独自ウインドウになってるのになぁ。WPFでないのは明らかでしょう。
もうちょっと調査が必要です。