■「白光」誌から

【祈り】

4.宗教以外の祈り

・神さまと言わなくとも、祈っている人はあるわけです。一生懸命人類のために尽くしている人もある。社会事業に献身している人もある。病人のために命を投げ出してやっている人もある。その姿はみんな祈りなのです。(1/2)

 

いのちが生きている。祈りの生活をしているわけです。(1965.1P21)(2/2)

 

【祈り】

4.宗教以外の祈り

・神さまと言わねば祈りではないのかというと、そうではない。神さま仏さまと言わなくても、自分の命を本当に生かしている人は、祈りの状態にあるわけです。(1/4)

 

ここに一本の木が立っています。草花が咲いています。この木は祈りの姿だ。草花が咲いているのが祈りの姿だ、と私はよく言います。(2/4)

 

何故か。命そのままを生きていることが祈りだからです。それを形に現わせば合掌したり、あるいは世界人類が平和でありますように、という形。天にまします我等の神よ、という形の祈りになる。(3/4)

 

それは祈りの方法なのです。祈りの状態というのは、命を本当に発顕して一生懸命人のためになること、自分の魂の磨きになることをやっている姿をいうのです。(1965.1P21)(4/4)