■『日々の祈り』から

(五井昌久著、高橋英雄編)白光出版

 

5月16日

「夫婦は磨き合いの場」

(1/5)

 

 人間の生れ更(かわ)りというのは、霊が生れ更るのではなく、想念(魂)が幽界、肉体界と輪廻している姿なのです。ですから、普通の人達が人間とみている者は、実は真実の人間ではなく、人間の想念をみているわけなのです。(2/5)

 

そしてその想念は法則的に動いていて、殴った者は殴られ、借りたものは必ず返さねばならぬようになっているのです。(3/5)

 

それが夫婦間に適用され、過去世の反対の生活を営むようになるのです。そのことを悟らぬ以上は、いつまでもこの想念(業因縁)の法則に縛られていて、真実の調和した夫婦生活を営むことが出来ないのです。(4/5)

 

ですから人間がそれぞれ片寄った感情、誤った想念をもっている現在では、なかなか完全に調和した夫婦というものがなくどこか修正し合わなくてはなりません。(5/5)