■『日々の祈り』から 「大きな役目を果している」

(五井昌久著、高橋英雄編)白光出版

 

9月24日

「大きな役目を果している」

(1/5)

 

 恐怖の想いも、怒りの想いも、敵対する想いも、すべては神の「み心」に反した平和を破る想念である。(2/5)

 

自分が幸福になりたいと思ったら、そうした業想念の波からぬけ出なければならない。そうすることが、自分の幸福をつくり出すだけではなく、世界人類の平和を築きあげる大きな役目を果していることにもなるのである。(3/5)

 

 個人の真実の幸福生活は、世界人類の平和と全く一つのものなのである。そこで個人が恐怖や怒りや敵対の想念を超越しての生活を実現することが、とりも直さず、世界平和の実現に寄与することになるのである。(4/5)

 

 私たち個人個人が、国家のためにも世界平和のためにもなる唯一の方法は、自分自身が自分自身の業からぬけ出しての日常生活をすることにあるのである。(5/5)