■『日々の祈り』から

(五井昌久著、高橋英雄編)白光出版

 

5月15日

「夫婦の結ばれ」

(1/4)

 

 夫婦の結ばれにも霊的または因縁的な種々な結ばれ方があります。霊的に守護霊同志が了解し合って結ばれた夫婦は調和した夫婦ということが出来ます。(2/4)

 

過去世からの業因縁によって結ばれた夫婦というのは、過去世のお互いの想念を今生において実現せしめるため、あるいは誤てる想念の修正のために結ばれるのであります。(3/4)

 

 例えていえば、過去世において表面は夫に隷属しながらも、心の中ではその憤懣を耐え忍びつづけていたような女性が、今生ではやはり過去世においてそのようにして妻を踏みにじっていた同種類の男の下に嫁ぎ、今度はその男を反対に踏みにじるような行為をつづける妻となってゆくのです。(4/4)