■『日々の祈り』から

(五井昌久著、高橋英雄編)白光出版

 

5月12日

「母は地上界最大の恩人」

(1/5)

 

 魂が肉体に生れてくるということは、魂にとって一大進化なのです。幽界からこの肉体界に出てくる助けをしてくれる者は、この魂にとっては恩人なのです。(2/5)

 

表面は親達が勝手に子供を生んだのだ、ともいえそうですが、実は子供として生れる魂の親である分霊、または守護神から、親達の魂が頼まれて、この肉体世界に生み出したものなのです。(3/5)

 

まして、自己の肉体に大きな犠牲を払って、この人生に生み出してくれる母親というものは、この地上界最大の恩人ということになるのです。(4/5)

 

これを反対に母の側からみれば、女性が子供を生む、ということそのものが、すでに他の人(魂)に恩を施したことになるので、子供をたくさん生むということは、近頃はいかにも頭の悪さを表わすようにいわれていますが、実は人生にプラスしていることになるのです。(5/5)