■『日々の祈り』から 「守護霊につねに心を向けよ」「運命を改善する」

(五井昌久著、高橋英雄編)白光出版

 

◎2月12日

「守護霊につねに心を向けよ」

(1/4)

 

 一体どういう風に守護霊が運命を修正してゆくかというと、いろいろの方法がある。たとえば、転覆(てんぷく)した汽車に乗るべきを、忘れ物をして乗り遅れたため、生命の危機を逃がれた。(2/4)

 

という場合、<物を忘れた>、この<忘れ物>に守護霊の働きがあるので、守護霊の念が、その人の肉体頭脳に働きかけ、その人の頭の回転を瞬間的に阻止して、物を忘れさせるのである。また他の人を使って、自分の守護する人を助ける場合もある。(3/4)

 

 このような実例は、常に人間世界の生活の上に起っているのである。しかしここで大いに考えなければならぬことは、守護霊にとって一番働きやすい肉体人間の状態は、常に守護霊のほうに心を向けていてくれることである。(4/4)


 

◎2月13日

「運命を改善する」

(1/5)

 

 人間が、自己の運命を改善し、幸福になりたいとするならば、ただ守護霊に自己の運命をまかせればよい。守護霊さん、ありがとうございます、守護神さん、ありがとうございます、神様、ありがとうございます、と常に感謝していればよい。(2/5)

 

この心が神への全託(ぜんたく)なのであり、守護霊の活躍を充分にさせる一番よい方法なのである。(3/5)

 

 この心でいれば、その人の行動は自ら、調和した整ったものになり生活は楽しく楽になるに決まっているのである。(4/5)

 

何故ならば、守護霊守護神とまっすぐにつながり、そのつながりによって、その光によって業生(ごうしょう)の因縁因果の渦巻からいつの間にか離脱でき、分霊本来の光が直霊(神)につながり、肉体をもったままで、人間神の子の実観を真に体得できるのである。(5/5)