緊急のご報告です!!

10月15日
祖母宅の子達のお世話を終え帰宅した
夜の9時40分頃

家の前の県道で車に轢かれた猫さんが
道路の真ん中に横たわってるを見つけました。

真っ暗な車道でも、ライトに照らされ
あ、猫だ!!と、
とっさに車を避けました。

9時過ぎると信号も点滅になり
交通量もあまりなくなる道路ですが、

夜間は飛ばす車も多く、
真っ暗な道路では気づかれないまま
『あのままなら、朝までに車に何度も轢かれ
ペシャンコに潰されてしまう、、、』と思い

せめて、
道の端によせてあげよう…と、

車を駐車場にとめて
猫さんが倒れていた場所へ向かいました。

亡くなっている…とはいえ
事故で損傷も激しいのだろう猫さんを
道路から抱き上げるのも…
かなりの覚悟がいります。

真っ暗な道路でよく見えないから…尚更に。。。


猫さんが横倒れになっていた場所を見て…

えっ!!!

倒れていた猫さんが、顔をあげ私を見ています。

生きてるっ!!!

亡くなってると思っていた子が生きていました。

それは、それで衝撃です。

夜で交通量がなかったのは幸いでした。

駆け寄り抱き上げると
まだ、小さな仔猫ちゃんでした…。

私が抱き上げると
仔猫ちゃんは、ミャアミャアと泣きました。
道路からフェンス中の安全な場所へ移し
写した写真です…

亡くなってるものと思い…
シートもタオルも持っていなかったので
一旦、仔猫ちゃんを土の上に置くしかなく…

かかりつけ獣医さんへ電話したり
家族へ電話を入れたり

声も手も震えるし…

暗い中での確認でしたが、
目立つ外傷はなく
内臓にダメージが大きいだろうことは
素人の私にでも分かりました。

アスファルトには血痕のシミがかなりありましたし
口とお尻から出血がありました。

抱いた手が血で濡れましたから…

内臓にダメージがあるなら、
無闇に体は動かせません…。

でも、ごめん、がんばって…と、
抱いて車まで連れていき
キャリーケースを取りに戻り
キャリーケースに座布団をひき
出血もあるので、その上にシートをひき
毛布をかけ保温しました。

夜10時近くという時間帯なので
かかりつけ動物病院も留守電になってしまい

仔猫ちゃんには翌朝まで
頑張ってもらうしかありませんでした…。

生後2ヵ月ほどの仔猫ちゃん

こんな小さな子が、
鉄のカタマリの車にぶつかり
生きているのが不思議なくらい

『ごめんね、大丈夫…大丈夫だからね。』と、
お顔を撫でると
仔猫ちゃんは目を閉じました。

“がんばれ”とは、酷すぎて言えなかった…。。。

正直、朝までは頑張れないのでは…と、思いました。

朝、キャリーケースを開けるのが怖かった…です。

そっと触れると、温かくて
生きてる!生きてた!
こんな瀕死の怪我を負いながら
朝まで頑張った仔猫ちゃん

私の顔を見るなり、泣き出しました。。。
がんばれ!がんばれ!!

このとき初めてがんばれ!!と言えました。

『先生に診てもらおうね、頑張ろうね』

病院へ向かうまでは、
顔を見て泣いていたのに…

病院についた時には、
ハァハァ口呼吸になってしまいました。
一気に悪化してしまった…
とても苦しそうです。。。

すぐにレントゲン検査をして

呼吸が苦しいのは、
気胸を起こしてしまっているせいで

お腹は出血で真っ黒に…
腹壁破裂し内臓が飛び出して
出血が広がってる状態…とのことでした。

体を動かす度に出血が広がるから…と、
体位を動かさないよう
仔猫ちゃんは酸素室で入院となりました。

先生は、
『う~ん、厳しいな…』と、、、言いながらも

『預かって、今苦しいの痛いのを楽にしてあげる
処置をしていくね。』と、

今の苦痛を取り除く治療をしていただいています。

腹壁破裂の手術は、
今の容態では、麻酔で亡くなってしまう可能性が高く
現段階では出来ない

容態が安定、回復の兆しが見れたら
腹壁の修復手術へ、、、となる予定

ただ、
腹壁の修復手術は、かなり難しく
手術が出来たとしても
術中、術後に亡くなる可能性も高い

そう、先生からは言われました。。。

安楽死を勧める獣医さんも、
きっと、少なくはない状態だろうと思います。

タンゴが最期までお世話にもなった動物病院では、
『動物は人間のように生きるのを諦めない
どんな苦しくても生きたいと頑張るし
自分で逝くタイミングを決めて逝くって思うんだ。
だから、その子が逝くと決めるタイミングまで
やれるだけのことはしてあげたいんだ。』
というお考えの先生なので、

『やれることをやるから!!』
『先生にお任せします、お願いします。』

そのやり取りだけで、
1日1日を祈る思いで待つ日々を
今現在過ごしています。


助かる…だろうか?

頑張らせることは、私のエゴで
小さなあの子には酷なことをしてるんだろうか?

気持ちは揺れ、自問自答もしています。

現実問題、
医療費は、どれくらいになってしまうだろう?

ブログ更新出来ずにいる間に、
新たなお外の子達、
産まれてしまった仔猫さんの保護
母猫さんの避妊、

保護した子達の病気や通院、等々が続いていて

決して余力がある状態でもありません。。。

けど、、、

あのまま…

暗闇で私を見つめた、あの子を…

助けず…

後続車に轢き潰されていくのを分かりながら
放置することなど、出来なかった。。。

それをしてしまったら
私は人間をやめてしまいたい…と思うから、、、


もし、
あと5分、帰るのが早かったら
事故後のあの子に出会えなかったかもしれない

あと5分、帰るのが遅かったら
生きてる あの子に出会えなかったかもしれない

あのタイミングで、生きて出会えたことは、
きっと、運命で
目に見えないモノに導かれ
私に託されたのだと…受け止めなければと思ってます。

責任重大すぎて…
どすーんと重たいけど、、、

まだ、体重1.2キロの小さな体で
懸命に頑張ってる仔猫ちゃんが
生きたいと願いつづけてくれる限りは、

私が諦める訳にはいかない!

踏ん張らなければと、思っています。


どうか、
頑張る仔猫ちゃんのために祈ってあげて下さい。

お一人でも多くの方に
奇跡が起きることを願っていただけましたら
仔猫ちゃん、
そして、私も…
頑張る力になります。

どうか、宜しくお願い致します。