オラクル、今月2度目の「Java」パッチ公開へ
Computerworld 2月12日(火)22時20分配信
米国Oracleは2月8日、公式ブログへの投稿で、「Java SE(Standard Edition)」のセキュリティ・アップデート(パッチ)を2月19日に公開予定であることを明らかにした。これは今月2回目のパッチ公開となる。
Oracleでは2月1日(米国時間)、Java SE 5/6/7を対象としたパッチを公開している。このパッチは本来2月19日に公開が予定されていたが、修正対象となった脆弱性の一部を狙う攻撃がすでに観測されていたため、公開スケジュールが前倒しされたもの。
しかしブログ投稿によると、リリースを1日に前倒しした結果、「少数の」修正が完了しなかったため、改めて19日にパッチを公開することになったという。
なお、Java SEのパッチは累積的なものであり、1日公開のパッチを適用していない場合も19日公開のものを適用することで対象の脆弱性はすべて修正されるとしている。
(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)